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J-GLOBAL ID：201202284411357347   整理番号：12A1306141

カノーラ蛋白質とペプチドの機能的,栄養学的及び生物学的性質に関する研究

A Pursuit of the Functional Nutritional and Bioactive Properties of Canola Proteins and Peptides

著者 (2件)： AACHARY Ayyappan Appukuttan (Univ. Manitoba, Winnipeg, CAN) ,  THIYAM Usha (Univ. Manitoba, Winnipeg, CAN)
資料名： Critical Reviews in Food Science and Nutrition  (Critical Reviews in Food Science and Nutrition)
巻： 52  号： 10/11  ページ： 965-979  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： C0510B  ISSN： 1040-8398  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カノーラ蛋白質は複雑な組成で,等電点はpH4~11,分子量は13~320kDaと幅広い。クルシフェリンとナピンが主要な貯蔵蛋白質で,それぞれ全蛋白質の60%と20%を占める。本総説は,はじめにカノーラ蛋白質のゲル化性,熱的性質,乳化特性,保水力,ニジマスなど養殖魚の飼料としての利用,in vivoにおける消化性について解説している。カノーラ蛋白質とその水解ペプチドには,以下のような生物活性が報告されている:アンジオテンシン変換酵素の阻害活性,食欲軽減作用,抗糖尿病効果,癌細胞増殖抑制効果,無血清培地での培養細胞の増殖維持効果,ウイルスプロテアーゼの阻害等。近年,食品工業技術の進展で,グルコシノレートやエルカ酸を除去したカノーラ蛋白質と水解物が供給され,その安全性がラットで確認されている。マヨネーズ製造に安定化剤卵黄の代替としてカノーラ蛋白質を使用した例など,食品への応用例を紹介している。

シソーラス用語： *カノーラ ,  *植物タンパク質 ,  ペプチド ,  機能性食品 ,  食品成分 ,  食品特性 ,  生物活性 ,  アンギオテンシン変換酵素阻害剤 ,  脂質低下作用 ,  安全性 ,  食品衛生 ,  食品加工 ,  消化性 ,  タンパク質加水分解物 ,  食品安全性
準シソーラス用語： *カノーラ蛋白質 ,  コレステロール低下作用

分類 (2件)： 食品蛋白質  (FJ09020N) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (6件)： カノーラ ,  蛋白質 ,  ペプチド ,  栄養学 ,  生物学的性質 ,  研究