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J-GLOBAL ID：201202284682136729   整理番号：12A1550333

結晶Si太陽電池の現状と今後の課題

著者 (1件)： 高遠秀尚 (産業技術総合研 太陽光発電工学研究セ)
資料名： 光技術コンタクト  (Optical and Electro-Optical Engineering Contact)
巻： 50  号： 10  ページ： 14-19  発行年： 2012年10月20日 
JST資料番号： S0624A  ISSN： 0913-7289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Si太陽電池の開発においては,高効率の太陽電池を超低コストで作製する技術が重要な課題となっている。また,各要素技術にとどまらず,モジュール化までの全体として高効率化・低価格化を図ることが重要になってくる。本論文では,Si太陽電池の高効率化という観点から,高効率化の要素技術,現状のセル構造やプロセスの課題,高効率化に向けた開発課題などについて紹介した。太陽電池の高効率化技術として光閉込め技術や表面パッシベーション技術を述べた。また,太陽電池の基本構造,高効率化に向けた太陽電池の構造なども述べた。薄型Si基板の作製技術と,その基板を用いて歩留まりよく太陽電池を作製する技術は今後とも重要であることを指摘した。

シソーラス用語： 不動態化 ,  モジュール ,  フォトニックバンドギャップ ,  ウエハ【IC】 ,  技術開発 ,  歩留り ,  *太陽電池 ,  エネルギー変換効率 ,  *ケイ素 ,  単結晶
準シソーラス用語： Si基板 ,  *シリコン太陽電池 ,  パッシベーション ,  モジュール化 ,  光閉込め ,  高効率化 ,  低価格化 ,  要素技術

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

引用文献 (4件)：

• 1) Zhao J, Wang A, Green MA, Ferrazza F, "Novel 19.8% efficient "honeycomb" textured multicrystalline and 24.4% monocrystalline silicon solar cells", Appliied Physics Letters 73(1998)pp. 1991-1993.
• 2) Kinoshita T, Fujishima D, Yano A, Ogane A, Tohoda S, Matsuyama K, Nakamura Y, Tokuda N, Kanno H, Sakata H, Taguchi M, Maruyama E, "The approaches for high efficiency HIT solar cell with very thin (<100mm) silicon wafer over 23%", 26th EUPVSC Proceedings (2011)pp. 871-874
• 3) Aoyama T, Kondo Y, Asai H, Takato H, Sakata I, "Fabrication of single-crystalline silicon solar cells using wafers sliced by a diamond wire saw", 25th EUPVSC Proceedings (2010)pp. 2429-2432.
• 4) Cousins PJ, Smith DD, Luan HC, Manning J, Dennis TD, Waldhauer A, Wilson KE, Harley G, Mulligan GP, Gen III, "improved performance at lower cost", 35th IEEE PVSC(2010).

タイトルに関連する用語 (3件)： 結晶Si ,  太陽電池 ,  現状