文献
J-GLOBAL ID:201202285128465156   整理番号:12A1195715

グリコカリックスは血流が開始されるとすぐに存在し,正常血管発生に必要とされる

The glycocalyx is present as soon as blood flow is initiated and is required for normal vascular development
著者 (7件):
資料名:
巻: 369  号:ページ: 330-339  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
成体においてグリコカリックス,およびそれが厚くなった内皮表層(ESL)は内皮障壁機能,機械的力を感知するのに必須である。ウズラ胚を用いた本研究の目的は,画像処理技術を組み合わせて用いることで,胚発生時においてグリコカリックスと内皮表層がいつ形成されたかを立証し,血管発生時におけるグリコカリックス層の生物学的重要性を決定することである。透過電子顕微鏡法を用いて,著者等はグリコカリックス層が血流が始まるとすぐに存在することを示した(14体節)。初期の内皮グリコカリックス(14体節)は,発生後期(17,25体節)に見られる,独特の毛様形態を呈していなかった。平均厚に著しい変化はなかった(14体節,182nm±33nm;17体節,218±30nm;25体節,212±32nm)。循環蛍光アルブミンを捕捉させることにより,ESLの発生を評価した。捕捉された蛍光アルブミンは最初25体節で観察された。発生時におけるグリコカリックスの機能的役割を評価するために,著者等は管腔のグリコサミノグリカンを選択的に分解した。ヒアルロナン分解により内皮障壁機能に障害が生じ,血管リモデリングが阻止された。ヘパラン硫酸の分解により,剪断感受性遺伝子発現がダウンレギュレートされたが,血管リモデリングは阻害されなかった。本知見より,グリコカリックス層は血流が始まるとすぐに存在する(14体節)ことが示された。グリコカリックス主成分の選択的分解は,正常な血管発生を阻害することが示され,形態,血管障壁機能,遺伝子発現により調べられた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化  ,  血管系  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る