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J-GLOBAL ID：201202285218011685   整理番号：12A0562121

紅茶浸出液における酢酸エチル画分の特徴と抗酸化性の変化

Characterization of the Ethyl Acetate-soluble Fraction and Antioxidative Activity of a Black Tea Infusion

著者 (6件)： 山下まゆ美 (和洋女大) ,  山下まゆ美 (大妻女大 大学院) ,  岡本由希 (和洋女大) ,  飯渕貞明 (和洋女大) ,  山口優一 (農業技術研究機構 野菜茶研) ,  大森正司 (大妻女大 大学院)
資料名： 日本家政学会誌  (Journal of Home Economics of Japan)
巻： 63  号： 3  ページ： 143-146  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： F0763A  ISSN： 0913-5227  CODEN： NKGAEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 紅茶浸出液における酢酸エチル可溶な画分について分析し,テアフラビン(TF)やテアルビジン(TR)画分および製造工程における酸化防止能の変化について検討した。その結果,1)セファデクスLH-20による分画で得たTR画分をHPLCで分析し,2成分から成ることが示された,2)酸化防止能(DPPHラジカル消去活性)は,紅茶浸出液ではいずれの製造工程においても40%台を示したが,酢酸エチル画分では製造工程が進むと20%台に低下した,などが明らかになった。

シソーラス用語： *紅茶 ,  *浸出 ,  *画分 ,  *酸化防止 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  食品分析 ,  食品成分 ,  脂肪酸 ,  カルボン酸エステル ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  機能性成分 ,  ラジカル捕捉活性 ,  *茶
準シソーラス用語： ラジカル消去活性

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  アルカロイドし好飲料  (FJ06030D)

物質索引 (3件)： 酢酸エチル ,  テアフラビン ,  テアルビギン

引用文献 (18件)：

• 1) 中川致之.紅茶の品質とくに水色とテアフラビン,テアルビジンの含量.茶業技術研究.1970,vol.39,p.72-77
• 2) 坂本裕,田中典男.紅茶の水色とTheaflavinsとThearubigins量との相関について.茶業技術研究.1963,vol.27,p.55-60
• 3) 竹尾忠一,大沢キミコ.紅茶の水色に関する研究(第4報)紅茶水色の化学的評価方法.日本食品工業学会誌.1973,vol.20,no.10,p.463-467
• 4) 竹尾忠一,大沢キミコ.色差計を用いて測定した紅茶水色へのテアフラビンとテアルビジンの影響.日本食品工業学会誌.1971,vol.18,no.1,p.8-13
• 5) Roberts,E.A.;Cartwright,R.A.;Oldschool,M. The phenollic substances of manufactured tea.I.-Fractionation and paper chromatography of water-soluble substances. J.Sci.Food Agric. 1957,vol.8,no.2,p.72-80

タイトルに関連する用語 (5件)： 紅茶 ,  浸出液 ,  酢酸エチル ,  画分 ,  抗酸化性