文献

J-GLOBAL ID：201202285539610351   整理番号：12A1398029

低熱伝導率難削材のエンドミル加工におけるMQLの工具温度への影響

Influence of Minimum Quantity Lubrication on Tool Temperature in End Milling of Difficult-to-Cut Materials Having Low Thermal Conductivity

著者 (5件)： 岡田将人 (金沢大 理工研究域) ,  細川晃 (金沢大 理工研究域) ,  浅川直紀 (金沢大 理工研究域) ,  藤田祐介 (福井工高専 教育研究支援セ) ,  上田隆司 (金沢大 理工研究域)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 792  ページ： 3093-3103 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱伝導率が低いことで難削材とされるステンレス合金とチタン合金のエンドミル加工において,微少量油潤滑法(MQL)を適用した場合の,工具温度を主とした切削特性への影響を検討した。両難削材において工具温度をドライ加工と比較した場合,低速領域ではMQLの工具温度低減効果が認められたが,高速領域では低減効果が認められなかった。特にチタン合金の場合,刃先に切りくずが溶着したドライ加工時より,溶着が認められないMQLの場合が高い工具温度を示した。一方,チタン合金切削時の工具摩耗は,MQLを適用することで刃先のチッピングを防ぎ,工具摩耗の進行を抑制する効果が確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *エンドミル加工 ,  *難削材 ,  ステンレス鋼 ,  チタン合金 ,  *潤滑 ,  工具温度 ,  切削性 ,  切り屑 ,  破損 ,  摩耗 ,  実験
準シソーラス用語： チッピング【切削工具】 ,  *微少量潤滑

分類 (1件)： フライス加工  (QC02030R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱伝導率 ,  難削材 ,  エンドミル加工 ,  MQL ,  工具温度