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J-GLOBAL ID:201202285549827332   整理番号:12A1352421

自然発酵のマンザニリャアロレニャ・グリーンテーブルオリーブ由来乳酸菌の特性化

Characterization of lactic acid bacteria from naturally-fermented Manzanilla Alorena green table olives
著者 (7件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 308-316  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マンザニリャアロレニャ(又はアロレニャ)テーブルオリーブは名称保護(DOP)付きの自然発酵のグリーンオリーブである。本研究の目的はスターター又は保護的カルチャー製剤に技術的な特性のある当該物を乳酸菌とともにプロバイオティクスとしても加えられないか検討することである。マラガ地方(スペイン)の中小企業4社からのアロレニャグリーンテーブルオリーブ自然発酵製品由来の乳酸菌144種類,その内訳は乳酸桿菌属81.94%,Leuconostoc属10.42%及びPediococcus属7.64%,について検討した。REP-PCRクラスタリングとさらにphes及びrpo遺伝子シークエンシングによる菌株の同定の結果,中小企業各社の乳酸桿菌属はすべてLactobacillus pentosusであった。A社のPediococcus属はP.parvulusで,Leuconostoc属はLeuconostoc pseudomesenteroides(A社及びD社)であった。遺伝子型解析の結果,菌株はクローン的な関係はなく,乳酸桿菌属とLeuconostoc属についてはかなりの遺伝的多様性を示した。リステリア菌,セレウス菌,黄色ぶどう球菌,ミュータンス連鎖球菌及びSalmonella entericaなどの病原菌に抗菌活性物質を産生するものや,ラフィノースやスタキオースを利用する,胆汁酸塩ヒドロラーゼ,フィターゼ及びヘム-依存性カタラーゼ活性産生,10°C及び6.5%NaCl存在下で増殖,酸性化能力が高く,冷凍耐性もあるなど有益な菌株が一部にあった。しかしプロテアーゼ又はアミラーゼ活性を有する単離体は皆無で,ヒスチジン,オルニチン,システイン又はチロシンから生体アミンを産生するものはなかった。得られたデータを基に,潜在的な特性を有する菌株を低pHにおける生残,胆汁酸塩耐性について試験した,さらに一部の分析した菌株が示した生残能力はプロバイオティクスとして今後の研究が必要とされる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物の生態  ,  果実とその加工品 
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