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J-GLOBAL ID:201202285654189295   整理番号:12A0895101

GaBiAs/GaAs層の電子バンド構造 歪とバンド反交差の影響

The electronic band structure of GaBiAs/GaAs layers: Influence of strain and band anti-crossing
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巻: 111  号: 11  ページ: 113108-113108-7  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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III-V族半導体ビスマス化合物系GaBixAs1-xはあまり詳しく調べられていないが,その詳細なバンド構造については特にそうである。この系の理解に特に重要なのは,Biの含有量の関数としてバンドギャップエネルギーEgとスピン-軌道分裂エネルギーΔoが互いにどう変化するかである。その理由はこの合金では高Bi含有量ではΔoがEgを上回る可能性があり,その発生はこの構造中での非放射Auger再結合損失を最小化できる可能性を示唆するからである。しかし,この状況はこの系ではまだ実現していない。ここではGaAs基板上で圧縮歪を受けて成長させた厚み30~40nmのGaBixAs1-x(2.3%≦x≦10.4%)の一連のエピタキシャル層を調べた。室温光変調反射率を用いて,Egの低下とΔoの増加を,Bi含量が増すとともに観測した。この歪んだ試料中では伝導バンドと重い正孔価電子バンド端の間の遷移エネルギーは,重い正孔とスピン-軌道分裂価電子バンド端間のそれと9.0±0.2%Biで一致することを見出した。さらに,歪んだ価電子バンドの重い正孔/軽い正孔分裂は,Biの量と共に約15(±1)meV/Bi%で増加することを観測しているので,そこからせん断変形ポテンシャルを導出できる。逐次歪理論を適用して,実験測定値から歪効果を切り離し,自立GaBiAsのEgとΔoを求められる。EgとΔoが実際10.5±0.2%Biの前後で共鳴することを見出した。また,GaAs上の希釈BiGaBiAsの伝導バンド/価電子バンドの配列は,おそらくI型であろうと結論した。(翻訳著者抄録)
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半導体結晶の電子構造 
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