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J-GLOBAL ID：201202285655019660   整理番号：12A1167106

植物油試料中のフェノール酸の定量のためのバイアル中での液-液ミクロ抽出-キャピラリー電気泳動法

In-vial liquid-liquid microextraction-capillary electrophoresis method for the determination of phenolic acids in vegetable oils

著者 (3件)： BAKAR Nur Bahiyah Abu (School of Chemical Sciences, Universiti Sains Malaysia, 11800 Minden, Penang, Malaysia) ,  MAKAHLEH Ahmad (School of Chemical Sciences, Universiti Sains Malaysia, 11800 Minden, Penang, Malaysia) ,  SAAD Bahruddin (School of Chemical Sciences, Universiti Sains Malaysia, 11800 Minden, Penang, Malaysia)
資料名： Analytica Chimica Acta  (Analytica Chimica Acta)
巻： 742  ページ： 59-66  発行年： 2012年09月12日 
JST資料番号： A0394A  ISSN： 0003-2670  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物油試料中のフェノール酸(コーヒー酸,没食子酸,桂皮酸,フェルラ酸,クロロゲン酸,シリンガ酸,バニリン酸,安息香酸,p-ヒドロキシ安息香酸,2,4-ジヒドロキシ安息香酸,o-クマル酸,m-クマル酸,及びp-クマル酸)の選択的抽出のためのバイアル中での液-液ミクロ抽出法を開発した。試料20gを用いる最適抽出条件は,希釈剤(n-ヘキサン)の2mL,抽出剤のメタノール:5mMの水酸化ナトリウム(60:40;v/v),抽出剤の300μL(2回),ボルテックスの1分,遠心分離の5分であった。調べたフェノール酸の回収率は,80.1-119.5%であった。フェノール酸抽出物の同時定量をキャピラリー電気泳動(CE)によって調べた。分離は,CEのバックグランド電解質として25mMのテトラホウ酸ナトリウム(pH9.15)と5%メタノールを含む溶融シリカキャピラリー(50μm内径×40cm長さ)によって,正常極性モードでの30keVの電圧で25°Cで4秒の注入時間で行い,エレクトログラムは220nmで記録した。フェノール酸が10分以内で分離された。植物油試料(超特上オリーブ油,特上オリーブ油,純オリーブ油,くるみ油,及びブドウ種子油)中のフェノール酸の定量に本バイアル中での液-液ミクロ抽出法を適用した。本法は,時間のかかるエバポレーション過程を用いる従来法を超える大きな長所を持つ。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヒドロキシ酸 ,  *フェノール類 ,  *芳香族カルボン酸 ,  *植物油脂 ,  *液液抽出 ,  *キャピラリー電気泳動 ,  同時定量 ,  ホウ酸塩 ,  オリーブ油 ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール ,  不飽和カルボン酸 ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： *フェノール酸類 ,  *液-液ミクロ抽出

分類 (3件)： 抽出  (CC01040H) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  食用油脂,マーガリン  (FJ09010C)

物質索引 (3件)： カフェイン酸 ,  バニリン酸 ,  安息香酸

タイトルに関連する用語 (8件)： 植物油 ,  試料 ,  フェノール酸 ,  定量 ,  バイ ,  アル中 ,  液 ,  キャピラリー電気泳動法