文献
J-GLOBAL ID:201202285928140727   整理番号:12A0394523

葉影率から推定したLAIに基づく露地栽培ブドウの着果量調節事例

A Case Study on Crop Load Adjustment of Open Cultivated Grapevine Based on Horizontally Projected Leaf Area Index
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 127-136 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
露地栽培の生食用ブドウ18品種について,2か年にわたる事例調査研究を行い,生産現場で簡易に設定できるLAIに基づく着果量調節の手順について明らかにした.着果量調節を行う満開40~50日後のLAIと葉影率との間には,1%水準で有意な二次回帰が認められ,葉影率からLAIの簡易推定が可能であった.LAIに基づく着果量調節では,樹冠占有面積当たりのLAI,樹冠占有面積,想定果房重および葉面積当たりの着果量(赤色系:0.6~0.8 kg・m<sup>-2</sup> < 黒色・紫色系:0.8~0.9 kg・m<sup>-2</sup> < 白色系:1.0~1.1 kg・m<sup>-2</sup>)を変数に用いて数式化し,樹冠占有面積当たりの着房数を算出した.実証試験の結果,品種固有の特性が十分に発揮された高品質果実が得られた.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹 
引用文献 (24件):
  • 安藤栄寿・佐藤孝宣・新野 清.1985.ブドウ(巨峰)のハウス栽培に関する研究.山形園試研報.4: 18-25.
  • 林 公彦・姫野周二・吉永文浩.1994.群落構造解析装置を用いた棚栽培果樹の葉面積指数の非破壊的測定.九州農業研究.56: 235.
  • Howell, G. S. 2001. Sustainable grape productivity and the growth-yield relationship. A review. Amer. J. Enol. Viticult. 52: 165-174.
  • 伊賀農業センター.1999.伊賀地域におけるブドウの高品質安定栽培技術の確立.平成11年度試験成績書(果樹の部).p. 6-7.
  • Kliewer, W. M. and N. K. Dokoozlian. 2005. Leaf area/crop weight ratios of grapevines: Influence on fruit composition and wine quality. Amer. J. Enol. Viticult. 56: 170-181.
もっと見る

前のページに戻る