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J-GLOBAL ID:201202285943468100   整理番号:12A1657894

屋久島におけるオゾン濃度とその変動要因

Factors controlling surface ozone concentrations on Yakushima Island, southwest Japan, during 2009-2011
著者 (5件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 252-260  発行年: 2012年11月10日 
JST資料番号: S0850A  ISSN: 1341-4178  CODEN: TKGAFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2009年7月から2011年7月にかけ,越境大気汚染の影響を見るため,屋久島において地表O3濃度の長期観測を行った。観測期間中の平均O3濃度は32.0±17.3ppbで,春季・秋季に高く,夏季に低いという明瞭な季節変化を示した。後方流跡線解析の結果と合わせ屋久島のO3濃度は,陸域起源の気塊が支配的となる10月~5月の間は高く,特に人為活動起源の大気汚染物質濃度の高い中国南部からの気塊の時に高濃度になった。一方6月~9月は,海洋起源の気塊が卓越し,O3濃度も20ppb程度と清浄だった。地表O3の植生への影響評価のため,植生への暴露指標としてAOT40を計算した。その結果,2010年4月~9月が8122.4ppb・h,11月までで17922.3ppb・h,2011年4月~7月は5750.1ppbと,特に従来の評価期間では含まれない10月の寄与が大きいことが分かった。これらは従来検討されてきたクリティカルレベルと比較して,一般的には屋久島の植生へ直ちに重大な影響が現れるレベルではないと考えられた。しかし絶滅危惧種の屋久島のヤクタネゴヨウには,O3への感受性や酸性沈着物との複合的影響も含め,大気汚染物質への影響評価に今後も検討が必要と思われた。(著者抄録)
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