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J-GLOBAL ID：201202286540070456   整理番号：12A0755211

Plasmodium 6-システイン s48/45ドメインの構造

Structure of the Plasmodium 6-cysteine s48/45 domain

著者 (8件)： ARRENDONDO Silvia A. (National Inst. Health, MD) ,  CAI Mengli (National Inst. Health, MD) ,  TAKAYAMA Yuki (National Inst. Health, MD) ,  MACDONALD Nicholas J. (National Inst. Health, MD) ,  ANDERSON D.Eric (National Inst. Health, MD) ,  ARAVIND L. (National Inst. Health, MD) ,  CLORE G.Marius (National Inst. Health, MD) ,  MILLER Louis H. (National Inst. Health, MD)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 17  ページ： 6692-6697  発行年： 2012年04月24日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： P.falciparum(熱帯熱マラリア)の血液期蛋白質Pf12のC-末端ドメインに相当するs48/45ドメインのNMRによる分子構造を提出する。このドメインはβサンドイッチ型で,平行および逆平行ストランドの交じり合った2つのシートにより形成されていた。6つの保存システインの内,2対が2つのジスルフィド結合によりβシートと結合し,第3の対はコアの外側に結合を形成していた。s48/45ドメインの構造は,Toxoplasma gondiiで見つかった表面抗原SAGファミリーに見られる既知の表面抗原1(SAG1)関連配列(SRS)の折畳に良く一致していた。配列が非常に異なるにもかかわらず一つのジスルフィド結合の驚くべき空間的保存から,このドメインが共通祖先から進化したとの仮説を支持する。相同ドメインがさらにエフリンに存在し,s48/45とSRSドメインの前駆体が古代に後生動物ホストからアピコンプレックス門(原生動物)へ移動して出現した可能性を提起する。

シソーラス用語： マラリア原虫 ,  Plasmodium falciparum ,  *タンパク質 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *構造 ,  ジスルフィド結合 ,  *立体構造 ,  β構造 ,  表面抗原 ,  成長因子 ,  *分子進化
準シソーラス用語： *Pf12蛋白質 ,  *s48/45ドメイン ,  βシート ,  エフリン ,  ドメイン ,  細胞表面抗原

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： Plasmodium ,  システイン ,  ドメイン