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J-GLOBAL ID：201202287056826755   整理番号：12A0524427

酸化式自己治癒性セラミックの治癒剤改変による自己治癒力の向上

Enhancement of the self-healing ability in oxidation induced self-healing ceramic by modifying the healing agent

著者 (2件)： NAKAO Wataru (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  ABE Shihomi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Smart Materials and Structures  (Smart Materials and Structures)
巻： 21  号： 2  ページ： 025002,1-7  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W0480A  ISSN： 0964-1726  CODEN： SMSTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己治癒現象は構造用エンジニアリングセラミックの機械的信頼性を保証する際に有用な為,近年は第2世代型の自己治癒性セラミックが注目を集める。炭化ケイ素粒子は高温酸化すると自己治癒現象が発現し,其の際の温度範囲は粒子の粒度で改変できる。炭化ケイ素粒子を分散強化したアルミナ製複合材料を試作し,炭化ケイ素の粒度を10nm以下/30/270nmに改変した。炭化ケイ素のナノ粒子を治癒剤に利用すると酸化反応の活性化エネルギーが低減し,表面亀裂の開口で低減した押込硬さは10hが経過すると完全に回復した。炭化ケイ素の粒径を30/270nmに設定すると,最低温度が950/1300°Cに変化し,自己治癒力の向上に最適粒度範囲が存在した。

シソーラス用語： 構造材料 ,  エンジニアリングセラミック ,  *炭化ケイ素 ,  分散強化 ,  *充填剤 ,  アルミナ ,  *強化セラミック ,  ナノ複合材料 ,  高温酸化 ,  表面亀裂 ,  押込硬さ ,  粒度依存性 ,  ナノ粒子 ,  活性化エネルギー ,  微細構造 ,  品質保証
準シソーラス用語： *自己治癒力

分類 (3件)： セラミック材料試験  (HB04000M) ,  セラミック材料  (HC02040T) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸化 ,  自己治癒 ,  セラミック ,  治癒 ,  改変 ,  自己治癒力