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J-GLOBAL ID：201202287664000789   整理番号：12A1689594

単一遠隔核スピンのセンシング

Sensing single remote nuclear spins

著者 (11件)： ZHAO Nan (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  HONERT Jan (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  SCHMID Bernhard (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  KLAS Michael (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  ISOYA Junichi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  MARKHAM Matthew (Element Six Ltd, Berkshire, GBR) ,  TWITCHEN Daniel (Element Six Ltd, Berkshire, GBR) ,  JELEZKO Fedor (Univ. Ulm, Ulm, DEU) ,  LIU Ren-Bao (Chinese Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  FEDDER Helmut (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  WRACHTRUP Joerg (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 7  号： 10  ページ： 657-662  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一核スピンは基礎科学から量子情報技術に至る分野で有用であるが,非常に弱い信号であるため検出が困難である。本報では,ダイヤモンドの窒素空格子点中心の単一電子スピンを取り囲む核スピン浴中に埋め込まれた単一¹³C核スピンの遠隔検出と同定を報告した。動的デカップリング制御を用いて中心から約3nmに局在する単一核スピンからの弱い磁場ノイズの増幅と検出に成功し,~300Hzと弱い検出可能な微細デカップリング強度を達成した。また結合の量子的性質を確認し,スピン-欠陥距離と原子核場のベクトル成分を測定した。この技術は単一分子中の核スピンのイメージング,検出,制御にむけての第1歩である。

シソーラス用語： *核スピン ,  *リモートセンシング ,  炭素13 ,  *ダイヤモンド ,  *空格子点 ,  電子スピン ,  デカップリング ,  磁場測定 ,  雑音測定 ,  *量子情報 ,  コヒーレンス ,  超微細相互作用 ,  量子ゆらぎ ,  デコヒーレンス ,  *窒素空格子点 ,  *量子ビット ,  *鉱石 ,  *宝石
準シソーラス用語： *キュービット ,  *単一核スピン

分類 (3件)： 量子力学一般  (BA06010C) ,  半導体の格子欠陥  (BK12040Q) ,  その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： 核スピン ,  センシング