抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年度までに得られた成果として,プロダクトを算出するまでのデータ処理の流れ,二酸化炭素とメタンの情報を求める手法とその検証結果を示した。温室効果ガスの濃度分布についてTANSO-FTS(Thermal And Near-infrared Sensor for Carbon Observation Fourier Transform Spectrometer)のレベル2から計算した二酸化炭素とメタンのカラム平均濃度の2009年4月から2011年11月までの全データを,緯度別(縦軸)に横軸を時間軸として示した。北半球の高緯度は夏期を中心に測定されており,二酸化炭素は,植生の光合成によって低濃度で,メタンは,年間を通じて北半球が南半球より高濃度であることがわかる。温室効果ガスの全球の濃度分布とその時間的変動の測定と亜大陸地域での二酸化炭素のネット吸収排出量の推定精度の向上を高めることも目標としている。同時に今後プロジェクトから公開予定の二酸化炭素フラックスに関連する情報と,今後の濃度データの処理手法の改訂について紹介した。