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J-GLOBAL ID：201202288868400685   整理番号：12A0739065

Liアラナートからの水素放出は約100Kで現れる分子格子不安定性に起因する

Hydrogen release from Li alanates originates in molecular lattice instability emerging at ~100 K

著者 (5件)： TOMIYASU K. (Dep. of Physics, Tohoku Univ., Aoba, Sendai 980-8578, JPN) ,  SATO T. (WPI Advanced Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Aoba, Sendai 980-8577, JPN) ,  HORIGANE K. (WPI Advanced Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Aoba, Sendai 980-8577, JPN) ,  ORIMO S. (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Aoba, Sendai 980-8577, JPN) ,  YAMADA K. (WPI Advanced Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Aoba, Sendai 980-8577, JPN)
資料名： Applied Physics Letters  (Applied Physics Letters)
巻： 100  号： 19  ページ： 193901-193901-3  発行年： 2012年05月07日 
JST資料番号： H0613A  ISSN： 0003-6951  CODEN： APPLAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 423K以上で分解して水素を放出するLiアラナートLiAlH₄及びLi₃AlH₆の20K~室温における格子振動を中性子分光法により調べた。両アラナートの全体スペクトルは100~150Kで温度上昇と共に既に広がり始めた。多面体Alヒドリド錯体([AlH₄]^-及び[AlH₆]^3-)の秤動(回転)モードに帰属するスペクトル線は広がるだけでなく,250~300K付近で弱くなった。これらの結果は分解が低温での塊状格子不安定性/非調和性,特に錯体とそれらの周辺環境の間の結合の弱化に起因することを示唆した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *リチウム化合物 ,  水素化物 ,  アルミニウム化合物 ,  *不安定性 ,  スペクトロスコピー ,  格子振動 ,  ヒドリド錯体 ,  *ガス放出 ,  *格子不安定性 ,  *水素放出
準シソーラス用語： *リチウムアラナート ,  中性子分光法

分類 (1件)： その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J)

タイトルに関連する用語 (5件)： Li ,  水素放出 ,  分子 ,  格子不安定性 ,  起因