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J-GLOBAL ID:201202289199091686   整理番号:12A1422042

健常者における尿コルチゾン/コルチゾール比に対する水負荷の影響とin vivoヒト11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ2活性に対する指標として比率の評価への新アプローチ

The effect of water loading on the urinary ratio of cortisone to cortisol in healthy subjects and a new approach to the evaluation of the ratio as an index for in vivo human 11β-hydroxysteroid dehydrogenase 2 activity
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資料名:
巻: 77  号: 12  ページ: 1291-1297  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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in vivoでのヒト11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ2(11β-HSD2)活性を正確に推定するために,尿遊離コルチゾン/遊離コルチゾール(UFE/UFF)比における大きな変化を生じさせる因子を研究した。UFE/UFF比に及ぼす水分摂取量または尿量の影響を調べるため,2人の健常者に水負荷試験を最初に行った。尿比は水負荷により増加することが分かった。15人の健常者から得られる60の尿試料で,尿比(UFE/UFF)に影響を及ぼす可能性がある因子として,コルチゾール,コルチゾン,クレアチニン,Na+,K+およびCl-の尿中濃度および量と尿量も調べた。試験したこれらの因子のうち,尿中コルチゾール濃度はUFE/UFF比(r=-0.858)と最も高く相関し,11β-HSD2(UFE/UFF)のin vivo活性が尿中コルチゾール濃度の変化によって変動すると思われた。これらの知見に基づいて,尿中コルチゾール濃度(UFE/UFF-コルチゾール濃度)と相関するUFE/UFF比を用いて,ヒトにおける11β-HSD2のin vivo活性の新しい推定法を提案した。尿中コルチゾール濃度の個体内変動を考慮すると,11β-HSD2活性において顕著な日内変動はなかった。知見により,11β-HSD2活性はスポット尿試料中の遊離コルチゾールおよびコルチゾン濃度を簡単に測定することにより正確に推定できることを示している。さらに,3人の健常者にグリシルレチン酸投与により,11β-HSD2の活性に対する本評価の有用性の確認を行った。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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副腎ホルモン  ,  脂質の代謝と栄養  ,  酵素生理 
物質索引 (4件):
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