文献
J-GLOBAL ID:201202291177718663
整理番号:12A0799112
フェーズに基づくリブートを用いたカーネル障害からの軽量復元
Lightweight Recovery from Kernel Failures Using Phase-based Reboot
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著者 (5件):
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資料名:
巻:
2011
号:
2
ページ:
ROMBUNNO.KONPYUTINGUSHISUTEMU,VOL.5,NO.2,121-132
発行年:
2012年04月15日
JST資料番号:
L7379A
ISSN:
1882-7772
資料種別:
逐次刊行物 (A)
記事区分:
原著論文
発行国:
日本 (JPN)
言語:
英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オペレーティングシステム(OS)はコンピュータシステムの高いアベイラビリティを実現するのに極めて重要ではあるが,最新のOSは必ずバグを伴っているといえる。OSのリブーティングはシンプルであり強力であり,そして時にはカーネル障害に対する唯一の救済手段にもなる。このようなリブートに基づく復元を紛れもない事実であるとして受け入れるならば,リブートにより生じるダウン時間をできるだけ短くすることを保証する試みを行うべきである。本論文では,リブートに基づく復元により生じるダウン時間短縮のための「フェーズに基づく」リブート方式を提案した。その主要なアイデアはブートシーケンスをフェーズに分割することにある。次のブートが同一状態を再生するならば,ここで提案したフェーズベースのリブートでは以前のブート状態を再利用する。ここではXen3.4.1実行パラ仮想化Linux2.6.18上でこのフェーズベースリブートのプロトタイプ実装を行った。このプロトタイプを用いた実験により,故障注入システムにより挿入されたカーネル過渡故障から提案システムがうまく復元でき,そのダウン時間は正規のリブートベース復元のそれよりも34.3%~93.6%まで短縮されることを示した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
オペレーティングシステム
, その他のディジタル計算機方式
引用文献 (32件):
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[1] Yamakita, K., Yamada, H. and Kono, K.: Phase-based Reboot: Reusing Operating System Execution Phases for Cheap Reboot-based Recovery, Proc. 41 st Annual IEEEIIFIP International Conference on Dependable Systems and Networks (DSN 2011), pp.169-180 (2011).
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[2] Palix, N., Thomas, G., Saha, S., Calves, C., Lawall, J. and Muller, G.: Faults in Linux: Ten Years Later, Proc. 16th ACM International Con-ference on Architectural Support for Programming Languages and Operating Systems (ASPLOS ' I I), pp.305-318 (2011).
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[3] Baumann, R.C.: Soft errors in commercial semiconductor technology: Overview and scaling trends (2002).
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[4] Advisory, C.S.: Cisco catalyst memory leak vulnerability, ID:13618 (2001).
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[5] Castelli, V., Harper, R.E., Heidelberger, P., Hunter, S.W., Trivedi, K.S., Vaidyanathan, K. and Zeggert, W.P.: Proactive Management of Software Aging, IBM Journal of Research and Development, Vol.45, No.2, pp.311-332 (2001).
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