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J-GLOBAL ID:201202291230961826   整理番号:12A1223261

ThnTの自己蛋白質分解活性化は基質結合や触媒作用に必要な構造再編成に帰着する

Autoproteolytic Activation of ThnT Results in Structural Reorganization Necessary for Substrate Binding and Catalysis
著者 (7件):
資料名:
巻: 422  号:ページ: 508-518  発行年: 2012年09月28日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シス自己蛋白質分解は,βラクタム系抗生物質チエナマイシンの生合成に関与する酵素ThnTの機能に必要な翻訳後修飾である。この修飾は,その天然基質のパンテテイニル部分を加水分解するために使用されるN末端トレオニン求核分子を生成する。X線結晶学によって1.8Åまでの自己活性化ThnTの結晶構造を決定した。変異的に不活性化された前駆体構造の比較によって,活性部位近くのいくつかの大きな配座転移を明らかにした。これらの転移の関連性を探るために,パンテテイン様クロロメチルケトン不活化物質を設計し,ThnTとそれを共結晶化させた。阻害剤のこのクラスは数十年間使用されているが,不活性化のモードはN末端の求核分子を使用する酵素のために決定されていなかった。共結晶構造によって,クロロメチルケトンはエーテル結合によってThnTのN末端求核分子に結合することを明らかにし,また分析結果から直接の置換機構による不活性化を示唆した。より重要なことには,この不活性化された複合体は,基質結合ポケットの形成に重要なThnTの3つの部位は,自己蛋白質分解で再配列を起こすことを示した。異種進化系統の他の自己蛋白質分解酵素とThnTとの比較によって,プロ酵素活性部位内の高い類似性を明らかにした。自己蛋白質分解後,ThnTのような多くの酵素は,それらの特異基質に適応するために再配列することが確認された。このことは,共用の化学反応による自己プロセシング系は成熟状態への再配列で消える類似の構造特徴を有する可能性がある一般的な現象であることを提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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酵素一般  ,  遺伝子発現  ,  微生物の生化学  ,  抗生物質の合成 
タイトルに関連する用語 (5件):
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