文献
J-GLOBAL ID:201202291415607832   整理番号:12A0544336

生物学的適用のための液体クロマトグラフィーにおける低温冷却可能性の探索 : 原理の証拠

Exploring the Possibilities of Cryogenic Cooling in Liquid Chromatography for Biological Applications: A Proof of Principle
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 2031-2037  発行年: 2012年02月21日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
液体クロマトグラフィーにおいて温度は重要な変数であり,高温で操作する場合,クロマトグラフィック速度の増加と背圧の低下を達成することができ,さらに高温では逆相モードにおける保持因子を低下させる。液体クロマトグラフィーにおける温度研究の大部分は温度上昇が注目される一方,温度減少(零下)の影響とその適用についての報告例は多くない。本研究では蛋白質,ペプチドなどへの生物学的適用での逆相液体クロマトグラフィーにおける低温の使用について調べ,液体クロマトグラフィーにおける成分トラップでの低温冷却の可能性を明らかにした。初めに,低温における蛋白質の保持挙動について考察する目的で,従来の高速液体クロマトグラフィックシステムの温度調節ユニットを用い,逆相カラムでvan’t Hoffプロットを測定した。リゾチームについて-20°Cにおける保持因子を推測し,この温度が液体クロマトグラフィーにおいて成分のトラップに利用できるパラメータであることを示した。次いで市販逆相カラムと紫外検出器を用いたナノ液体クロマトグラフィックシステムにおいて-20°C以下の温度でトラッピング実験を実施した。有機溶媒としてメタノールを用いたアイソクラティック及びグラジエント条件で実験したところ,成分の熱的トラッピングと溶離によって,増強されたSN比と減少したピーク幅が得られることが確認でき,同時に,冷却過程において顕著な圧力低下が生じることが分かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
液体クロマトグラフィー 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る