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J-GLOBAL ID:201202291852481619   整理番号:12A1603368

OH/Cu2+の変化によるCu-ZSM-5触媒の銅酸化物クラスタ構造及びDeNOx活性の規制

Regulation of the copper-oxide cluster structure and DeNOx activity of Cu-ZSM-5 catalysts by variation of OH/Cu2+
著者 (6件):
資料名:
巻: 197  号:ページ: 214-227  発行年: 2012年12月15日 
JST資料番号: T0363A  ISSN: 0920-5861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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加水分解重縮合(HPC)で合成したCu修飾ZSM-5触媒のN2O分解でのRedOx物性及び反応性及びプロパンによるNOの接触還元(NO-SCR)を研究した。それらの特性は同量の銅(1wt%)を持ち,NH4OH/Cu2+が6-30で塩化銅のアンモニア水でイオン交換(IEX)したCu-ZSM-5試料の物性と比較した。HPC法はアンモニア水による銅含浸の処理でゼオライトのポア中での加水分解銅イオンの重縮合で行われている。NH4OH/Cu2+比を変えることで銅活性錯体のサイズ及び構造を制御できている。銅含浸ゼオライトは焼成後にCuO状粒子として銅を含んでいる。NH4OH/Cu2+が1-3で,乾燥試料の活性サイトは不規則な多核銅ヒドロキソ錯体であることが,g0=2.18の対称ESR信号で分かった。NH4OH/Cu2+を6-30に増加すると銅-アンモニア錯体中のCu2+イオンを軌道秩序化し,ひし形ESR信号(gex,1z=2.18,gex,1y=2.08,gex,1x=2.03及びgex,2=2.24,gex,2=2.03)として観察され,500°Cでの熱処理でCuO状粒子を分散させることが分かった。NH4OH/Cu2+=30で合成した1%Cu(30)ZSM-5-HPC乾燥試料は試料中に単離したテトラミン-銅錯体をより多く持ち,少量の弱く会合したCu2+イオンを持っていることが分かった。加水分解重縮合のために銅含浸ゼオライトにアンモニア溶液を加えることはDeNOxプロセスCu-ZSM-5活性によいことである。N2O分解で,イオン交換樹脂CuZSM-5触媒は低温範囲で活性が増すが,重縮合前の触媒は高温で高いN2O転化率を示すことが分かった。プロパンによるNO-SCRでは,イオン交換触媒が高い活性を示し,NO還元速度はNH4OH/Cu2+が10以上で増大することが分かった。これは,重縮合前及びイオン交換触媒の配列した会合Cu2+イオンが単離した銅イオンに比べてDeNOxプロセスでより高い反応性及び選択性を持っていることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化,還元  ,  その他の触媒  ,  反応操作(単位反応) 

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