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J-GLOBAL ID:201202291891548968   整理番号:12A1254150

分光電気化学で明らかにしたThermosynechococcus elongatus由来光化学系IIにおける一次キノンQAの酸化還元電位に及ぼすPsbA1/PsbA3,Ca2+/Sr2+及びCl-/Br-交換の影響

Influence of the PsbA1/PsbA3, Ca2+/Sr2+ and Cl-/Br- exchanges on the redox potential of the primary quinone QA in Photosystem II from Thermosynechococcus elongatus as revealed by spectroelectrochemistry
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巻: 1817  号: 11  ページ: 1998-2004  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ca2+及びCl-イオンは光化学系II(PSII)の酸素発生活性に重要な要素である。これらのイオンはSr2+及びBr-と交換可能であり,このイオン交換はMn4Caクラスターレベルでの電子移動反応の動力学を修飾することが判明している(Ishida et al.,J.Biol.Chem.283(2008)13330-13340)。アクセプター側の変化によるS3状態におけるMn4Caクラスターの自由エネルギーレベルの低下で生じる動力学効果も観察されることが熱ルミネセンス実験で示された。薄層細胞分光電気化学を使用して一次キノン電子アクセプターQAの酸化還元電位Em(QA/QA-)に及ぼすCa2+/Sr2+及びCl-/Br-交換の影響を調べた。Ca2+/Sr2+及びCl-/Br-交換の以前の研究は好熱性藍藻Thermosynechococcus elongatusで行ったので,Em(QA/QA-)に及ぼすPsbA1/PsbA3交換の影響を最初に調べた。その結果i)PsbA3-PSIIのEm(QA/QA-)はPsbA1-PSIIより約+38mV高く,ii)Ca2+/Sr2+交換によりEm(QA/QAは約27mV上昇したが,Cl-/Br-交換のEm(QA/QA-)に及ぼす影響は小さい,ことを示した。Em(QA/QA-)の結果と以前の熱ルミネセンス測定の結果から,PSIIのエネルギーに及ぼすイオン交換の影響を論じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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光合成 

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