文献

J-GLOBAL ID：201202292649253976   整理番号：12A0438328

脂肪酸のマスバランスの計算により評価した3種の一般的脂質抽出法の有効性

Efficiencies of three common lipid extraction methods evaluated by calculating mass balances of the fatty acids

著者 (4件)： XIAO Liping (Dep. of Chemistry, Univ. of Bergen, P.O. Box 7803, NO-5020 Bergen, NOR) ,  MJOS Svein Are (Dep. of Chemistry, Univ. of Bergen, P.O. Box 7803, NO-5020 Bergen, NOR) ,  MJOS Svein Are (Nofima BioLab, Kjerreidviken 16, NO-5141 Fyllingsdalen, NOR) ,  HAUGSGJERD Bjorn Ole (Nofima BioLab, Kjerreidviken 16, NO-5141 Fyllingsdalen, NOR)
資料名： Journal of Food Composition and Analysis  (Journal of Food Composition and Analysis)
巻： 25  号： 2  ページ： 198-207  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： T0477A  ISSN： 0889-1575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 残留物と抽出物における脂肪酸の分析および脂肪酸のマスバランスの計算により,3種類の一般的な脂質抽出法の有効性を評価した。酸触媒直接メチル化法およびこれに伴う脂肪酸メチルエステルのガスクロマトグラフィーにより脂肪酸を分析した。またこの方法をマスバランスの計算のためのベンチマークとして使用した。調べた3種類の抽出法は石油エーテルによるソックスレー抽出,酸加水分解後のソックスレー抽出,およびBlighとDyerの方法である。全試料が海産の乾燥粉末であり,ほとんどの試料が非極性脂質に対する高比率の極性脂質を含んでいた。抽出後の残留物にはかなりの量の脂肪酸が検出された。最低の抽出効率はソックスレー抽出で見られた30%であり,酸加水分解法では83%であり,BlighとDyerの方法では90%であった。最低の抽出効率は非極性脂質に対する極性脂質の比率が高い試料で典型的に見られた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *食品分析 ,  食品成分 ,  *脂肪酸 ,  脂質 ,  溶媒抽出 ,  加水分解 ,  魚粉 ,  水産食品 ,  原料 ,  リン脂質 ,  物質収支 ,  メチル化 ,  ガスクロマトグラフィー ,  効率
準シソーラス用語： Soxhlet抽出 ,  酸加水分解 ,  飼料原料 ,  抽出効率

分類 (1件)： 食品の分析  (FJ01030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 脂肪酸 ,  マスバランス ,  計算 ,  評価 ,  脂質抽出 ,  有効性