圧力誘起重いフェルミオン超伝導体CeRhSi<sub>3</sub>における超伝導揺らぎの存在と量子臨界の不在

SUGAWARA Tetsuya; IIDA Hiroki; AOKI Haruyoshi; KIMURA Noriaki

文献

J-GLOBAL ID：201202293484147498 整理番号：12A0782982

圧力誘起重いフェルミオン超伝導体CeRhSi₃における超伝導揺らぎの存在と量子臨界の不在

Absence of Quantum Criticality and Presence of Superconducting Fluctuation in Pressure-Induced Heavy-Fermion Superconductor CeRhSi₃

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資料名：
巻： 81 号： 5 ページ： 054711.1-054711.6 発行年： 2012年05月15日
JST資料番号： G0509A ISSN： 0031-9015 CODEN： JUPSA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

正方晶基底面における磁場上の重いフェルミオン超伝導体CeRhSi₃の反強磁性と超伝導の圧力依存性を報告する。反強磁性転移における電気抵抗率の異常は圧力上昇と共に挙動を変える。これは圧力上昇に伴うρ(T)=ρ₀+ATの係数Aの単調減少により生じる。電気抵抗率の圧力依存性の解析は,反強磁性が消失する圧力近傍でスピン揺らぎが増大しないことを示唆する。反強磁性状態で超伝導が起きる圧力では,交流磁化率は弱い磁気遮蔽を示し,超伝導状態で高い散逸エネルギーを有する。これは超伝導揺らぎが磁気秩序下で優勢であることを示唆すると思われる。(翻訳著者抄録)

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金属系超伝導体の物性

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圧力誘起重いフェルミオン超伝導体CeRhSi3における超伝導揺らぎの存在と量子臨界の不在

圧力誘起重いフェルミオン超伝導体CeRhSi₃における超伝導揺らぎの存在と量子臨界の不在