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J-GLOBAL ID:201202293592011462   整理番号:12A0263040

非晶質粉体材料における水分移動および関連の凝塊性

Water migration mechanisms in amorphous powder material and related agglomeration propensity
著者 (8件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 160-168  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0838B  ISSN: 0260-8774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非晶質粒子材料の凝塊性は食品工業での大きな問題である。最近,ガラス転移温度(Tg )を基礎パラメータとして用い,凝塊の記述と制御を行った。Tgからの材料の距離(T - Tg )の関数として,凝塊過程の動力学を記述するモデルが有効である。ここでは粉体材料が環境の湿潤状態と即時に平衡にあることおよびT > Tg匂い手のみ個体移動が起こる,と仮定することが理由で,実際的にはあまり適用されないモデルである。質粉体材料中の水分移動の動力学と機構における洞察によって粉体凝塊のよりよい理解と制御が可能となる。この目的のため,マルトデキストリンに対する水分活性awの機能として重量段階変化水吸着実験を行った。マルトデキストリンはデキストロース当量(i.e.DE),粒径,非晶性によって変化する。水濃度勾配と材料緩和に関する移動機構の従属性を理解するために,実験結果をFickian拡散モデルと比較した。粒径,非晶性と独立的に低awについて,T - Tg =-20°Cに対応するawにおいて緩和現象が起こり始めるまで,低DE(i.e. 6)のマルトデキストリンにおける水移動の動力学がFickian拡散によって上手く記述できた。水移動機構に対するマトリクス現象の重要性は,DE増加(i.e. 29,32)とともに上昇し,Tgとは関係がないことを示した。本報の結果は,非晶質材料がガラス-ガム転移から遠い状態であるときには,緩和現象によって水移動機構は制御されることを示している。緩和現象が起こるT - Tgは材料による。反対に,T - Tg パラメータは材料特性と関係なく凝塊の開始を上手く記述できた。従って,本報の条件内ではTgのはるか下で起きるマトリクス緩和は凝塊の開始に影響しない,と結論できる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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食品の品質  ,  粉体工学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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