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J-GLOBAL ID：201202293649909509   整理番号：12A0915885

楽器音や動物の鳴声の音色と音声の言語情報を保持したクロス合成VOCODER

著者 (4件)： 西大輝 (Wakayama Univ., Wakayama, JPN) ,  西村竜一 (Wakayama Univ., Wakayama, JPN) ,  入野俊夫 (Wakayama Univ., Wakayama, JPN) ,  河原英紀 (Wakayama Univ., Wakayama, JPN)
資料名： 音楽音響研究会資料
巻： 31  号： 1  ページ： 13-18  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4628A  ISSN： 0912-7283  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標題のクロス合成は,音声の狭帯域伝送技術であるVOCODERを応用した技術で,現在では楽曲制作等音楽分野で広く採用されている。しかしクロス合成で造られる合成音は,音色の特徴が失われる問題がある,本報告では,この問題を解決するため,変調周波数領域を帯域制限することで,音声の言語情報だけを残したスペクトルを用いる新たなクロス合成を提案した。変調周波数領域を処理するフィルタで遮断周波数の設計を検討し,その効果を主観評価実験で明らかにした。

シソーラス用語： *音声合成 ,  *楽器音響 ,  ボコーダ ,  信号変調 ,  帯域幅 ,  音色 ,  音声 ,  情報 ,  遮断周波数
準シソーラス用語： 言語情報 ,  変調【信号】 ,  *変調帯域幅

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

引用文献 (17件)：

• [1] H. Dudley: Remaking speech, J.Acoust.Soc.Am., vol.11, no.2, pp.169-177, 1939.
• [2] J. L. Flanagan: Phase vocoder, the Bell System Techni- cal Journal, pp.1493-1509, 1966.
• [3]板倉文忠,齋藤収三:統計的手法による音声スペクトル 密度とホルマント周波数の推定,電子通信学会論文誌.A 53(1),pp.35-42,1970.
• [4] B. S. Atal, S. L. Hanauer: Speech Analysis and Synthe- sis by Linear Prediction of the Speech Wave, J. Acoust. Soc. Am., vol.50, 2B, pp.637-655, 1971.
• [5] C. Roads: The Computer Music Tutorial, The MIT Press, 2002.

タイトルに関連する用語 (6件)： 楽器音 ,  動物 ,  鳴声 ,  音色 ,  音声 ,  言語情報