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J-GLOBAL ID:201202293936869038   整理番号:12A1221605

NRT/PTR輸送体は防御化合物であるカラシ油配糖体の種子への輸送に必須である

NRT/PTR transporters are essential for translocation of glucosinolate defence compounds to seeds
著者 (10件):
資料名:
巻: 488  号: 7412  ページ: 531-534  発行年: 2012年08月23日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物では,防御化合物を再配分して重要な組織を守るために輸送過程が重要となる。これは,モデル植物であるシロイヌナズナ(Arabidopsis)で明らかにされており,主要な防御化合物であるカラシ油配糖体は,成熟した種子に輸送される。しかし,カラシ油配糖体をはじめとする防御化合物の長距離輸送の分子基盤はまだ不明である。今回我々は,硝酸/ペプチド輸送体ファミリーに属するGTR1とGTR2の2つが,高親和性でプロトン依存性のカラシ油配糖体特異的輸送体であることを突き止め,その特性を明らかにした。gtr1 gtr2二重変異体では,カラシ油配糖体が種子に蓄積されず,葉や長角果壁などの供給源組織に10倍以上過剰に蓄積する。これは,長距離にわたるカラシ油配糖体輸送にこれらの細胞膜局在輸送体の両方が必須であることを示している。我々は,GTR1とGTR2がアポプラズムから師部へのカラシ油配糖体の積み込みを制御すると考える。カラシ油配糖体輸送体が同定されたことは,防御化合物の組織特異的再配分を制御する手段として,農業に役立つ可能性がある。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物栄養  ,  細胞膜の輸送 

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