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J-GLOBAL ID：201202294018393477   整理番号：12A0762922

分岐型ノニルフェノール異性体のGC/MS分析法の検討

著者 (8件)： JI Hezhe (熊本県大 環境共生) ,  川上茂樹 (熊本ニシカン) ,  井口綾子 (熊本県大 環境共生) ,  篠原亮太 (熊本県大 環境共生) ,  古賀実 (熊本県大 環境共生) ,  内山武人 (日本大 薬) ,  片瀬隆雄 (日本大 生物資源科学) ,  有薗幸司 (熊本県大 環境共生)
資料名： 環境と安全  (Journal of Environment and Safety)
巻： 2  号： 1  ページ： 31-37  発行年： 2011年03月31日 
JST資料番号： L8434A  ISSN： 1884-4375  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ノニルフェノール(NP)異性体のGC/MS分析条件を検討した。HP-5MS分離カラムを用いることにより異性体の定性・定量分析ができた。また,NPの6フラグメントイオンを活用し,18種異性体の微量分析法を確立した。本法を用いて環境水試料への適用を試みた。熊本市下水処理施設の流入水及び放流水についての調査により,下水流入水で17種の異性体(ND~176ng/L,NP総量1560ng/L)が,放流水では11異性体(ND~31ng/L,NP総量142ng/L)が検出された。NP総量で下水処理施設での除去率は約90%になり,異性体の多くは下水処理施設で除去されることが分かった。

シソーラス用語： *GC-MS分析 ,  フェノール類 ,  内分泌撹乱物質 ,  環境汚染 ,  異性体 ,  イオン ,  微量分析 ,  公共水域 ,  水 ,  水試料 ,  熊本県 ,  *下水処理施設 ,  フラグメントイオン ,  環境水 ,  熊本市 ,  放流水 ,  *ノニルフェノール ,  化学物質
準シソーラス用語： *ノニルフェノール類

分類 (5件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  環境汚染一般  (SB01000C) ,  下水・廃水処理施設  (SC03020P) ,  ガスクロマトグラフィー  (CC04013U) ,  質量分析  (CC03013N)

引用文献 (18件)：

• 1) 環境省総合環境政策局環境保健部:ノニルフェノールが魚類に与える内分泌攪乱作用の試験結果に関する報告:2001.
• 2) http://ceis.sppd.ne.jp/fs2007/factsheet/pdf/1-320.pdf.
• 3) http://ceis.sppd.ne.jp/fs2007/factsheet/pdf/1-309.pdf.
• 4) Giger W., Brunner P. H., and Schaffner W.: 4- Nonylphenol in sewage sludge: Accumulation of toxic metabolites from nonionic surfactants: Science, 225(4662), 623_625, 1984.
• 5) Ying, G.G., Williams, B., Kookana, R.: Environmental fate of alkylphenols and alkylphenol ethoxylates-a review: Environ. Int., 28(3), 215-226, 2002.

タイトルに関連する用語 (5件)： 分岐 ,  ノニルフェノール ,  異性体 ,  GC ,  MS分析法