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J-GLOBAL ID：201202294325243580   整理番号：12A0562151

活性包装適用のための鉄錯化ポリエチレンフィルムの開発

Development of an Iron Chelating Polyethylene Film for Active Packaging Applications

著者 (3件)： TIAN Fang (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA) ,  DECKER Eric A. (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA) ,  GODDARD Julie M. (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 8  ページ： 2046-2052  発行年： 2012年02月29日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化は食品工業における製品品質低下の主要原因の1つである。これを防ぐための活性包装用材料として,ポリエチレン(PE)フィルムの表面に鉄錯化剤を共有結合的に付加する事により,新しい酸化防止型包装材を開発した。新しい包装材に酸化防止能を与えるための鉄錯化剤としてポリアクリル酸(PAA)を選択した。架橋剤としてポリエチレンイミンおよびエチレンジアミンを用いた。減衰全反射/FTIR,接触角,染色アッセイおよび鉄錯化アッセイによりフィルムの表面化学性の変化を調べた。PE表面へのPAAの共有結合付加に対する架橋剤の影響を調べた。またPAA修飾PEの鉄錯化活性に対するpHの影響についても調べた。PAAはフィルム表面に付着し,鉄錯化活性を有していた。フィルムはFe²⁺よりFe³⁺に対して高い親和性を呈した。活性包装材料として優れた品質を有する事を確認した。

シソーラス用語： 酸化防止 ,  活性 ,  バリヤ包装 ,  *食品包装 ,  プラスチックフィルム ,  包装材料 ,  鉄 ,  キレート剤 ,  固定 ,  共有結合 ,  ポリアクリル酸 ,  ポリエチレン ,  架橋剤 ,  ポリエチレンイミン ,  ATR分光法 ,  FTIR分光法 ,  表面分析 ,  接触角 ,  アルキレンジアミン ,  ジアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 酸化防止活性 ,  *活性包装 ,  *食品包装フィルム ,  鉄キレート化剤 ,  共有結合固定化 ,  ポリエチレンフィルム ,  ATR-FTIR

分類 (2件)： 食品包装  (FJ02030B) ,  ポリオレフィン  (YH07090L)

物質索引 (1件)： エチレンジアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 活性包装 ,  鉄 ,  錯化 ,  ポリエチレンフィルム ,  開発