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J-GLOBAL ID：201202294375462509   整理番号：12A0145925

ニュース記事から因果ネットワークの増分構築

Incremental Construction of Causal Network from News Articles

著者 (3件)： ISHII Hiroshi (Corporate Software Engineering Center) ,  MA Qiang (Graduate School of Informatics, Kyoto Univ.) ,  YOSHIKAWA Masatoshi (Graduate School of Informatics, Kyoto Univ.)
資料名： Journal of Information Processing (Web)  (Journal of Information Processing (Web))
巻： 20  号： 1  ページ： 207-215 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0109A  ISSN： 1882-6652  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニュース事象間の相互関係を明確にするために,因果ネットワークの増分構築(incremental construction)のための新しい手法を提案した。因果ネットワークモデルとそれに基づく増分構築方法として,トピック - イベント因果(TEC)モデルを提案した。TECのモデルでは,因果関係は,イベントを表す有向グラフと頂点を使って表現した。頂点は,トピックのキーワードとSVOの組みからなる構造化されたキーワードが含まれている。SOVの組み(主題,動詞,主題のキーワードの組みから構成される)と主題のキーワードから,イベントの詳細が記述できる。因果関係の連鎖を得るためには,同様のイベントを表す頂点は検出する必要がる。トピック・キーワードを使用して,トピック計算を制限することによって,それらを検出するのにかかる時間を低減することができる。概念レベルでそれらを検出する。本論文は,キーワードの意味を識別する識別手法を提案した。また,キーワードを比較するための3つの意味的距離法を導入した。提案した手法では,従来の方法よりもより正確に,同様のイベントを表す頂点を検出できる。提案手法を検証する実験を行った。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *文書 ,  *ニュース ,  モデル ,  因果律 ,  推論 ,  *有向グラフ ,  頂点 ,  主題 ,  *キーワード ,  キーワード索引 ,  抽出 ,  イベント ,  遺伝的連鎖
準シソーラス用語： 連鎖 ,  キーワード抽出 ,  トピック ,  *ニュース記事 ,  因果モデル ,  *因果関係 ,  因果推論

分類 (1件)： グラフ理論基礎  (IA02020S)

引用文献 (20件)：

• [1] Aono, H. and Ohta, M.: Construction of a Causal Network by Searching Factors (in Japanese), IPSJ SIG Technical Report (IPSJ SIG Technical Report), pp.1-8 (2009).
• [2] Aono, H. and Ohta, M.: Construction of a Causal Network and Acquisition of Causal Knowledges by Searching Factors (in Japanese), DEIM Forum 2010 (2010).
• [3] Feng, A. and Allan, J.: Finding and linking incidents in news, Proc. 16th ACM Conference on Conference on Information and Knowledge Management, pp.821-830 (2007).
• [4] Girju, R.: Automatic detection of causal relations for Question Answering, Proc. ACL 2003 Workshop on Multilingual Summarization and Question Answering, Vol.12, pp.76-83 (2003).
• [5] Inui, T., Inui, K. and Yuji, M.: Acquiring Causal Knowledge from Text Using the Connective Marker tame (Natural-Language Processing) (in Japanese), ACM Trans. Information Processing Society of Japan, Vol.45, No.3, pp.919-933 (2004).

タイトルに関連する用語 (4件)： ニュース記事 ,  因果ネットワーク ,  増分 ,  構築