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J-GLOBAL ID：201202294541830805   整理番号：12A0715711

光質は,Cabernet Sauvignonブドウの若い果粒のフラボノイド生合成に影響を及ぼす

Light quality affects flavonoid biosynthesis in young berries of Cabernet Sauvignon grape

著者 (4件)： KOYAMA Kazuya (National Res. Inst. of Brewing, 3-7-1 Kagamiyama, Higashi-Hiroshima, Hiroshima 739-0046, JPN) ,  IKEDA Hiroko (National Res. Inst. of Brewing, 3-7-1 Kagamiyama, Higashi-Hiroshima, Hiroshima 739-0046, JPN) ,  POUDEL Puspa Raj (National Res. Inst. of Brewing, 3-7-1 Kagamiyama, Higashi-Hiroshima, Hiroshima 739-0046, JPN) ,  GOTO-YAMAMOTO Nami (National Res. Inst. of Brewing, 3-7-1 Kagamiyama, Higashi-Hiroshima, Hiroshima 739-0046, JPN)
資料名： Phytochemistry  (Phytochemistry)
巻： 78  ページ： 54-64  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： D0116B  ISSN： 0031-9422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cabernet Sauvignonブドウの若い果粒皮のフラボノイド,即ちプロアントシアニジン(PA)とフラボノールの生合成に及ぼすUVと可視光の効果を検討した。開花期から処理後49日までの日よけは,PA濃度を一部減少して,フラボノール濃度を完全に減少した。日よけは,PA関連遺伝子よりフラボノール関連遺伝子の転写産物存在量をより顕著に減少させた。また,PA組成に影響を与えた。しかし,太陽UV除外は,PAの濃度と組成に影響を及ぼさず,フラボノール濃度を著しく減少させた。PA関連遺伝子転写産物量に影響を及ぼさなかったが,フラボノール関連遺伝子を劇的に減少させた。これらの知見は,ワイン用ブドウの若い果粒皮のこれらフラボノイド生合成に関する異なる光制御を示した。UV光は,フラボノールの生合成を特に誘導するのに対し,可視光は,PAの生合成を主に誘導して,その組成に影響を与えた。フラボノイド生合成の光調節に関するMYB転写因子族メンバーの異なる役割を提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フラボノイド ,  *果実【器官】 ,  *ブドウ ,  可視光 ,  紫外線照射 ,  *光照射 ,  遺伝的調節 ,  転写因子 ,  *栽培品種 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： *Cabernet Sauvignon ,  可視光照射 ,  *果粒

分類 (2件)： 物質の代謝  (EH02050Q) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

物質索引 (2件)： フラボノール ,  プロアントシアニジン

タイトルに関連する用語 (5件)： 光質 ,  ブドウ ,  果粒 ,  フラボノイド ,  生合成