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J-GLOBAL ID:201202294604363013   整理番号:12A0685131

LLC-PK1細胞における高グルコース誘導酸化ストレスに対するアラビノース及びサトウダイコンパルプの保護作用

Protective effect of arabinose and sugar beet pulp against high glucose-induced oxidative stress in LLC-PK1 cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 134  号:ページ: 189-194  発行年: 2012年09月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高グルコース誘導酸化ストレスに及ぼすL-アラビノース及びサトウダイコンパルプ(SBP)の保護作用をLLC-PK1細胞を用いて研究した。高グルコース誘導細胞酸化ストレスモデル下で,45mMのグルコースの処理により,細胞生存の低下及び脂質過酸化の増加を誘導した。しかしながら,L-アラビノース及びSBPは高グルコース誘導細胞毒性及び脂質過酸化を顕著に阻害した。それに加えて,一酸化窒素(NO)の形成は45mMグルコースの処理により増加したが,L-アラビノースまたはSBPによる処理は高グルコース処理の対照と比較してNO形成を顕著に阻害した。L-アラビノースまたはSBPにより処理したグループのスーパーオキシドアニオン生成は,高グルコース処理の対照のそれよりも顕著に低かった。さらに,L-アラビノース及びSBPはグルコース取込を高進し,無処理対照と比較して低グルコース濃度をもたらした。高グルコースレベルはBax,誘導型NOシンターゼ及びシクロオキシゲナーゼ2を誘導したが,L-アラビノースまたはSBP処理はこれらの遺伝子の発現をダウンレギュレートした。またL-アラビノース及びSBPは45mMグルコースによりLLC-PK1細胞でのNFκB発現を阻害した。特に,アラビノースはSBPよりも高グルコース誘導酸化ストレスに対して強い阻害活性を示した。これらの知見から,L-アラビノース及びSBPは高血糖に対して保護活性を持つ有望な抗酸化剤であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の化学・栄養価  ,  園芸食品一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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