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J-GLOBAL ID:201202295244807140   整理番号:12A1336933

閉鎖ナノチューブ束上直鎖アルカンの吸着特性に関するシミュレーション研究

Simulation Study on the Adsorption Properties of Linear Alkanes on Closed Nanotube Bundles
著者 (6件):
資料名:
巻: 116  号: 32  ページ: 9812-9819  発行年: 2012年08月16日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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六角形ナノチューブ(NT)束上の吸着は気体の予備濃縮と分離のような種々の応用において用途を見いだし,結果として,このような束の吸着特性を調べることは大きな関心事である。NT束の4箇所の主要吸着部位はNT内部位,間隙部位,溝部位及びあぜ部位からなる。直鎖アルカンの吸着は鎖長を通したそれらの系統的変化により分子の長さが吸着特性に及ぼす効果を調べる上で特に有用である。鎖長効果を系統的に調べるため,閉鎖ナノチューブ束上へ軽直鎖アルカンのモンテカルロシミュレーションを行なった。メタンからヘキサンの直鎖アルカン(CnH2n+2,n=1~6)吸着を考慮した。この結果は束の溝部位への吸着がナノチューブ軸に沿ったアルカンの配列にとっていかに好ましいか示した。束全体として溝部位中及び束上の吸着に対する競争効果を詳細に記述し,圧力と温度の注意深い選択を通して選択性がいかに同調できるかを明らかにした。最終的に,アルカンの鎖長と束上のアルカン負荷間の系統的関係をいかに導くことができるか記述し,広範囲の圧力にわたって競争混合吸着を予測するため理想的溶液理論(IAST)を適用することにおけるその有用性を考察した。また,吸着-飽和効果を捉えるためIASTの能力について同様に焦点をあてた。
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分類 (1件):
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物理的手法を用いた吸着の研究 
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