文献
J-GLOBAL ID:201202295293373245   整理番号:12A0684052

フェムト秒レーザー励起光電子顕微鏡法による表面プラズモン波の可視化

Imaging of Surface Plasmon Polariton Fields by Femtosecond Laser Excited Photoemission Electron Microscopy
著者 (2件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 235-241 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0940B  ISSN: 0388-5321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
金属-誘電体界面に沿って伝搬する電磁波である表面プラズモンポラリトン(SPP)の波を信号伝達に用いることによってエレクトロニクスより高速で,フォトニクスより小型で高集積の情報処理デバイスが実現するとみられている。プラズモンを制御する技術はプラズモニクスと名づけられ近年高い注目を集め,将来性への期待からプラズモニックレンズ,干渉計,共鳴器,変調器,導波路,分岐路など,各種素子の開発が報告されている。プラズモニックデバイスの研究には光電子顕微鏡(PEEM),近接場走査型光学顕微鏡(NSORM)などの顕微鏡が好適である。フェムト秒レーザー励起PEEMを用いてAg薄膜のスリット構造から伝搬するSPP波の観察ならびに動きの可視化を行なった。モデル計算によるシミュレーションと併せてSPPの波長,位相,励起強度,群速度,分散,寿命,伝搬長を実験的に決定できることを示した。本法はナノスケールの空間分解能とフェムト秒の時間分解能を備え,複合材料デバイスにおけるSPP波の挙動の観察に適用できることを認めた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光デバイス一般  ,  固体プラズマ 
引用文献 (20件):
  • 1) W.L. Barnes, A. Dereux and T.W. Ebbesen: Nature 424, 824 (2003).
  • 2) S.A. Maier: “Plasmonics: Fundamentals and Applications” (Springer, New York, 2007).
  • 3) 岡本隆之,梶川浩太郎:“プラズモニクス—基礎と応用” (講談社,2010).
  • 4) E. Ozbay: SCIENCE 311, 189 (2006).
  • 5) D.M. Koller, A. Hohenau, H. Ditlbacher, N. Galler, F. Reil, F.R. Aussenegg, A. Leitner, E.J.W. List and J.R. Krenn: Nat. Photon. 2, 684 (2008).
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る