抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,宇宙機器への応用を目的とした組み込みデバイスの研究開発が活発化してきている。宇宙空間での任務を担う宇宙向けのデバイスには,遠隔地からの回路修正や仕様変更といった柔軟性が求められる。また,デバイスが宇宙放射線に常に晒されてしまう条件下での高い信頼性も望まれる。そこで,我々はこれらの要望を満たす次世代の動的再構成デバイス「光再構成型ゲートアレイ(Optically Reconfigurable Gate Array:ORGA)」の研究開発に取り組んでいる。これまでに我々は速度調整ビットを追加することで,回路の再構成時間を個別に最適化する再構成速度調整手法を実証してきた。この手法では速度調整ビットの精密な輝度値調整が必要であり,宇宙空間での運用上必須となるレーザの常時点灯故障からの復旧手法が適用できるかどうかが懸念されてきた。そこで,本稿では再構成速度調整手法がそのような条件下でも有効に機能することを実証する。(著者抄録)