文献

J-GLOBAL ID：201202295856316804   整理番号：12A0640920

ピロロキノリンキノン(PQQ)を配位子とするルテニウム錯体の合成とその酸化還元挙動

著者 (3件)： 見留広海 (筑波大 大学院) ,  石塚智也 (筑波大 大学院) ,  小島隆彦 (筑波大 大学院)
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 92nd  号： 2  ページ： 363  発行年： 2012年03月09日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 様々な有機化合物を酸化することが報告されている複素環補酵素ピロロキノリンキノン(PQQ)は,分子内に多くの配位サイトを有するにもかかわらず,その遷移金属錯体の報告例は少なく,酸化還元挙動の制御は十分になされていない。本研究では,PQQのメチルエステル体をルテニウムーポリピリジル錯体に配位させて新規金属錯体を合成した。また電気化学測定によりこの錯体の酸化還元挙動を調べ,金属配位によるPQQの機能創発を試みた。(著者抄録)

シソーラス用語： *ルテニウム錯体 ,  *陽子磁気共鳴 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  MLCT遷移 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  酵素モデル ,  酸化還元反応 ,  *分子構造 ,  錯体生成 ,  窒素複素環化合物 ,  キノン ,  脂環式化合物 ,  補酵素 ,  共役ジエン ,  ポリカルボン酸

分類 (1件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (3件)： 2,2′:6,2′′-テルピリジン ,  4,5-ジオキソ-4,5-ジヒドロ1H-ピロロ[2,3-f]キノリン-2,7,9-トリカルボン酸トリメチル ,  ピロロキノリンキノン

タイトルに関連する用語 (5件)： ピロロキノリンキノン ,  PQQ ,  配位子 ,  ルテニウム錯体 ,  酸化還元挙動