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J-GLOBAL ID：201202296098833572   整理番号：12A1656477

サツマイモ蛋白加水分解物:酸化的DNA損傷に対する抗酸化活性及び保護効果

Sweet potato protein hydrolysates: antioxidant activity and protective effects on oxidative DNA damage

著者 (3件)： ZHANG Miao (Chinese Acad. Agricultural Sci., Beijing, CHN) ,  MU Tai-Hua (Chinese Acad. Agricultural Sci., Beijing, CHN) ,  SUN Min-Jie (Chinese Acad. Agricultural Sci., Beijing, CHN)
資料名： International Journal of Food Science and Technology  (International Journal of Food Science and Technology)
巻： 47  号： 11  ページ： 2304-2310  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： B0863A  ISSN： 0950-5423  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年食品由来の抗酸化性ペプチドが反応性酸素種関連の病気に保護効果があるとして盛んに研究されている。抗酸化性ペプチドの多くは大豆蛋白質,小麦胚芽蛋白質,魚類蛋白質などの食品蛋白質にみられる。中国で4番目の生産量(1億2000万t)があるサツマイモの粗蛋白質量は1.73~9.14%である。本研究ではサツマイモ蛋白加水分解物を6通りの酵素(アルカラーゼ,プロレザーFG-F,AS1.398,ニュートラーゼ,パパイン及びペプシン)で調製した。サツマイモ蛋白加水分解物の酸化的DNA損傷に対する抗酸化活性及び保護効果について調べた。その結果,アルカラーゼ加水分解物が最高のヒドロキシラジカルスカベンジ活性(IC₅₀ 1.74mg/mL)及びFe²⁺キレート活性(IC₅₀ 1.54mg/mL)(p<0.05)を示した。アルカラーゼ加水分解物は最も豊富な3kDa未満の画分を有した。さらに,この3kDa未満画分はヒドロキシラジカルのスカベンジとFe²⁺キレートによってDNA損傷に対する抗酸化活性と保護効果が最大であった。

シソーラス用語： *サツマイモ ,  *タンパク質加水分解物 ,  *DNA損傷 ,  分子量分布 ,  キレート化
準シソーラス用語： アルカラーゼ ,  キレート形成 ,  ラジカルスカベンジャー ,  機能性ペプチド ,  *抗酸化活性 ,  細胞保護効果 ,  *酸化的DNA損傷 ,  *蛋白加水分解物

分類 (3件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品蛋白質  (FJ09020N) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O)

タイトルに関連する用語 (5件)： サツマイモ ,  蛋白加水分解物 ,  酸化的DNA損傷 ,  抗酸化活性 ,  保護効果