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J-GLOBAL ID：201202296366600837   整理番号：12A0527953

タンパク質凝集の抑制:フィブリン重合におけるフィブリノゲンのαC領域の役割に関するSAXS研究

Inhibition of Protein Aggregation: SAXS Study on the Role of the αC Region of Fibrinogen in the Fibrin Polymerization

著者 (4件)： KUBOTA Kenji (Gunma Univ., Gunma, JPN) ,  WAKAMATSU Kaori (Gunma Univ., Gunma, JPN) ,  NAMEKI Nobukazu (Gunma Univ., Gunma, JPN) ,  TOYAMA Yoshiharu (Gunma Univ., Gunma, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 497  ページ： 41-46  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フィブリン重合において重要な役割を果たすと考えられているフィブリノゲンのαC領域の分子内分布を明らかにするために,αC領域が開裂したフィブリノゲンであるフラグメント-Xおよび何も処理していないフィブリノゲンの溶液中におけX線小角散乱(SAXS)測定および動的光散乱(DLS)測定を行った。フィブリノゲンは市販のウシフィブリノゲンを使用した。フィブリノゲンのSAXS測定はpH7.4のリン酸緩衝溶液(PBS)およびpH3.0の塩酸溶液中で行った。フラグメント-Xの測定はpH7.4のトリス塩酸緩衝溶液(TBS)中で行った。SAXS測定はKEKフォトンファクトリーの装置を用いて行った。SAXSのデータのギニエプロットより散乱体の断面積半径を得た。また,DLS測定よりフィブリノゲン分子のストークス直径を得た。これらのデータを総合して,フィブリノゲン分子のαC領域の分子内における挙動について議論した。

シソーラス用語： タンパク質 ,  凝集 ,  *重合 ,  *フィブリノーゲン ,  *分布 ,  *小角X線散乱 ,  動的光散乱 ,  ウシ ,  緩衝液 ,  直径
準シソーラス用語： *フィブリン重合 ,  分子内分布 ,  X線小角散乱 ,  リン酸緩衝溶液 ,  Stokes直径

分類 (2件)： 単独重合  (CG04020S) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (7件)： タンパク質凝集 ,  フィブリン ,  重合 ,  フィブリノゲン ,  役割 ,  SAXS ,  研究