文献

J-GLOBAL ID：201202296492042572   整理番号：12A0911885

熱的に放出するレドックス触媒を用いる熱先端重合

Thermal Frontal Polymerization with a Thermally Released Redox Catalyst

著者 (5件)： PARRINELLO Claudio Attardo (Louisiana State Univ., Louisiana) ,  PARRINELLO Claudio Attardo (Universita di Palermo, Palermo, ITA) ,  BOUNDS Christopher O. (Louisiana State Univ., Louisiana) ,  LIVERI Maria Liria Turco (Universita di Palermo, Palermo, ITA) ,  POJMAN John A. (Louisiana State Univ., Louisiana)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 50  号： 12  ページ： 2337-2343  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先端重合系の温度を低下しながら先端速度を増大させることによってペルオキシド開始剤系のみを用いた場合よりも高い充填剤含量とより薄い層での生長を可能とする目的で,市販のコバルト含有重合体(Interlimer6050X11)を使用するレドックス先端重合を研究した。単量体としてトリメチロールプロパントリアクリラート(TMPTA),ラジカル開始剤としてクメンヒドロペルオキシド(CHP),充填剤としてカオリン又は炭酸カルシウムを用いた。この重合体は63°Cの融点を超えるとコバルト成分を放出してCHPとのレドックス反応によりラジカルを生じた。この先端重合系は数日間のポットライフを有しながら上記の目的を達成できた。還元剤としての6-O-パルミトイル-L-アスコルビン酸のInterlimerとの併用効果を調べた。先端温度に影響することなく先端速度が2倍程度増大した。

シソーラス用語： *ラジカル重合 ,  コバルト化合物 ,  遷移金属触媒 ,  カオリン ,  *レドックス重合 ,  熱重合 ,  脂肪酸 ,  ラクトン ,  カルボン酸エステル ,  ポリオール ,  ペルオキシド ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： コバルト触媒 ,  *先端重合

分類 (1件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (3件)： 6-O-パルミトイル-L-アスコルビン酸 ,  クメンヒドロペルオキシド ,  トリメチロールプロパントリアクリラート

タイトルに関連する用語 (3件)： 放出 ,  レドックス触媒 ,  先端重合