抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ここ数十年間,希少元素に牽引されてきた有機化学,材料化学分野が,現在,希少元素の枯渇という不可避の問題に対して,パラタイムの変換を求められていることは否定できない。筆者は「炭素,水素,酸素のみからなる分子」で高性能性材料の創製を実現すべく,高反応性分子の精密な構造設計と生成反応の検討を進めている。少種類の元素のみで高性能を発現する有機分子材料の実現に対し,芳香環の共平面性/非共平面性の観点から分子自身の「構造」と「動き」が物理的機能を発現する挙動を眺める化学は大きなヒントを与えてくれるかもしれない。(著者抄録)