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J-GLOBAL ID:201202296809595688   整理番号:12A0857884

ナノ粒子内への環状および分岐オリゴ糖-ブロック-ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)ジブロック共重合体の熱応答性の自己集合

Thermoresponsive Self-Assemblies of Cyclic and Branched Oligosaccharide-block-poly(N-isopropylacrylamide) Diblock Copolymers into Nanoparticles
著者 (7件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1458-1465  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オリゴ糖や多糖を含むブロック共重合体はロッド様重合体ブロックとして長く研究対象となってきたが,最近では非直線的な糖含有ハイブリッドブロック共重合体が注目されている。しかしながら,刺激応答性ブロックを含む糖含有ブロック共重合体に関する報告は少ない。本研究では,非線形オリゴ糖を含むジブロック共重合体システムの自己集合により得られた熱応答性ナノ粒子の特性について検討した。ジブロック共重合体は,プロパルギル官能化したβ-シクロデキストリン(βCyD)あるいはキシログルコオリゴ糖(XGO)と,原子移動ラジカル重合により調製した末端アジド基を含むポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)から,Cu(I)触媒性の1,3-双極性アジド/アルキン環状付加により合成した。曇り点においてPNIPAMブロックが熱力学的相転移するとナノ粒子への自己集合が惹起されることが,水中でのジブロック共重合体の弾性および準弾性光散乱解析によって示された。これらのナノ粒子は狭いサイズ分布と小さな相間を有していた。βCyDおよびXGOを利用したナノ粒子の平均流体力学半径は,ゆっくり加熱した時は約150および250 nm,急速に加熱した時は364および91.5 nmで,鎖間結合あるいは鎖内収縮の優位性に依存していた。ナノ粒子の透過型電子顕微鏡法と電界放出銃-走査型電子顕微鏡法画像により,主にPNIPAMブロックで作製されたコアを持つコンパクトな球状ナノ粒子が明らかになり,ラフシェルはオリゴ糖ブロック中に存在することが示された。
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分類 (1件):
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