抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光硬化性樹脂を用いる光造形システムの樹脂材料の現状と造形物の活用について紹介した。光造形用樹脂の開発は,UVレジスト材料に端を発する(ウレタン)アクリレート系樹脂から,エポキシ系樹脂へと展開した。これらの理由を,液状樹脂から造形物(固体)への硬化時の収縮率と硬化率(反応率)などから説明した。エポキシ系樹脂の組成,最近の光造形樹脂の分類と製造メーカー,及びシーメット社の非アンチモン開始剤を用いた光造形樹脂の特性を紹介した。光造形物の活用として,高精度モデル用途(真空注型用途,精密鋳造用消失模型)や機能性モデル用途(ABSライク樹脂,透明樹脂)について概説し,宝飾造形物や歯科用仮歯作成模型への応用例を示した。