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J-GLOBAL ID：201202297434325790   整理番号：12A0942801

固体飛跡検出器の酸素イオンの飛跡特性

Track characterization of oxygen ions in solid state track detector

著者 (6件)： TAMPO M. (Japan Atomic Energy Agency (JAEA)) ,  NISHIO K. (Japan Atomic Energy Agency (JAEA)) ,  FUKUDA Y. (Japan Atomic Energy Agency (JAEA)) ,  SAKAKI H. (Japan Atomic Energy Agency (JAEA)) ,  MITSUOKA S. (Japan Atomic Energy Agency (JAEA)) ,  KONDO K. (Japan Atomic Energy Agency (JAEA))
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2010-056  ページ： 7.14 (WEB ONLY)  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機高分子のイオン飛跡検出器は,単イオンを捕獲でき,X線,γ線,電子には不感である,非常に高感度の検出器である。本レポートでは,異なるエネルギー範囲でイオン飛跡検出器のMeV酸素イオンに対するイオン飛跡応答の真空効果を割り当てるための実験的調査が説明されている。イオン飛跡検出器の酸素イオンによる照射がタンデム加速器で実行された。イオン飛跡検出器としてCR-39と呼ばれるプラスチック飛跡検出器のシートを使用した。積層されたCR-39検出器が286MeV酸素イオンビームで照射された。真空効果を調べるために,積層されたCR-39が,照射前,1,3,7時間,10^-7の真空に置かれた。真空中の短い設置時間が,ピット直径のより効果的な拡大をもたらしている。酸素ガスは真空により脱気されるので,飛跡形成の感度は強くCR-39に溶解した酸素ガスの密度に依存すると解釈できる。真空による脱気による酸素密度の減少が飛跡形成感度の低下をもたらす時,陽子とα粒子における飛跡形成の酸素効果が検討された。

シソーラス用語： *固体飛跡検出器 ,  アニオン ,  *イオン照射 ,  真空 ,  Van de Graaff加速器 ,  *真空脱ガス ,  *CR-39 ,  穴
準シソーラス用語： *酸素イオン ,  タンデム加速器 ,  真空脱気 ,  ピット

分類 (1件)： 放射線検出・検出器  (AD08020J)

引用文献 (3件)：

• [1] T. Yamauchi et al., Nucl. Instrum. Methods Phys. Res., B208 (2003) 489-494.
• [2] Y. Fukuda et al., Phys. Rev. Lett., 103 (2009) 165002.
• [3] B. Dorschel et al.,Radiation Measurerements., 40 (2004) 234-239.

タイトルに関連する用語 (3件)： 固体飛跡検出器 ,  酸素イオン ,  飛跡