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J-GLOBAL ID：201202297517796972   整理番号：12A0229453

補修用繊維強化型および粒子強化型複合材料のキャビテーション壊食

著者 (5件)： 中本浩章 (荏原製作所 風水力機械カンパニー) ,  YANG Xiaohui (福井大 大学院工学研究科) ,  服部修次 (福井大 大学院工学研究科) ,  能見基彦 (荏原製作所 風水力機械カンパニー) ,  早房敬祐 (荏原製作所 風水力機械カンパニー)
資料名： ターボ機械  (Turbomachinery)
巻： 40  号： 2  ページ： 85-90  発行年： 2012年02月10日 
JST資料番号： S0391B  ISSN： 0385-8839  CODEN： TKAICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポンプ補修材料の耐キャビテーション壊食性を明らかにするため磁歪式振動装置を用いて,GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)とPRP(粒子強化プラスチック)補修材料のキャビテーション壊食試験を行った。PRPはセラミックス,金属,カーボンなどの粉末と高分子樹脂を配合した補修用樹脂材料である。試験の結果,GFRPの中で最も壊食性にすぐれているのはGFRP-A(トップコート有り),GFRP-B(トップコート無し)の順で,PRPの耐壊食性よりも優れていることがわかった。PRPの中で最も耐壊食性のものはPRP-4,-3の順であった。GFRPの試験結果から,Shore硬さが増加すると体積減少速度が増加した。ただし,表面の凹凸が小さいGFRP-A(トップコート有り)はShore硬さが大きいにもかかわらず体積減少速度が小さい値を示した。

シソーラス用語： *キャビテーション浸食 ,  繊維強化プラスチック ,  試験片 ,  塗膜 ,  被覆層 ,  衝撃硬さ ,  減容 ,  複合材料 ,  ターボ機械 ,  材料被害 ,  *ポンプ ,  耐食性 ,  磁歪 ,  振動装置 ,  ガラス繊維強化プラスチック ,  Shore硬さ ,  トップコート
準シソーラス用語： GFRP ,  キャビテーション壊食 ,  材料損傷 ,  体積減少 ,  *耐壊食性 ,  補修

分類 (1件)： 流体機械一般  (QD01000G)

引用文献 (6件)：

• 服部. ポンプのキャビテーション損傷の予測と評価. ターボ機械協会指針, TSJ G001. 2011
• 服部. ポンプのステンレス鋼部材のキャビテーション壊食予測. ターボ機械. 2007, 35, 3, 160
• 服部. データベースに基づく鋳鉄および非鉄材料のキャビテーション壊食抵抗の解析と炭素鋼データとの比較. 日本機械学会論文集. 2008, A74-738, 248
• ASTM Designation. Annual Book of ASTM Standards. 2005, 106
• 服部. 高分子の耐キャビテーション壊食性. 日本機械学会論文集. 2005, A71-705, 838

タイトルに関連する用語 (5件)： 補修 ,  繊維強化 ,  粒子強化 ,  複合材料 ,  キャビテーション壊食