抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,入力を高周波,出力を低周波とするインダイレクト形単相-三相マトリックスコンバータにおけるPDM制御法についてシミュレーションと実験により検討した。デルタ-シグマ変換を用いたPDM制御を適用した場合,出力波形に逆方向電圧のパルスと波形のクランプ現象が発生した。その波形改善法として提案したSVMを基にしたPDM制御法を提案した。入力電圧を100kHzとして無負荷で実機検証を行った結果,どちらの制御法も,出力には正弦波電圧を得られており,入力電圧のゼロクロス付近でのスイッチングを確認した。また,デルタ-シグマ変換を用いた方式では,出力電圧に逆方向電圧パルスを確認した。そしてSVMを基にしたPDM制御法では逆方向電圧パルスが発生していないことを確認した。高調波解析では,出力電圧THDはそれぞれ1.68%,1.48%となった。