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J-GLOBAL ID:201202298718283465   整理番号:12A0929459

アキラルクロマトグラフィーによるエナンチオマの自己不均化: 光学的精製における警告および余次元

Self-disproportionation of enantiomers via achiral chromatography: a warning and an extra dimension in optical purifications
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号: 11  ページ: 4180-4188  発行年: 2012年06月07日 
JST資料番号: D0479B  ISSN: 0306-0012  CODEN: CSRVBR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キラルな,非ラセミ体エナンチオマ混合物をアキラル溶出液を使用したアキラル固定相クロマトグラフィーで処理したとき,出発原料エナンチオマ組成と比較して,実質的なエナンチオマ富化と対応する異なるフラクションの抑制が起こる,エナンチオマの自己不均化(SDE)について解説した。このSDEの物理化学的背景は,異なるクロマトグラフィー的挙動を示すホモ-またはヘテロキラルな二量体またはオリゴマ凝集体の動的形成である。ここで引用した文献データも,アキラルなクロマトグラフィーによるSDEが,いかなるキラルなエナンチオマ的に富化された化合物でも期待できることを明確に示唆していた。このことは,有機化学者に2つの重要な問題を提起する。1つは,反応生成物のクロマトグラフィー精製が触媒的不斉反応の立体化学測定に間違った結果をもたらすこと,2つ目は,光学的精製用の新規で,従来にない方法としてアキラルクロマトグラフィーを使用できることである。従来使用されてきた技法は,結晶化またはキラルなクロマトグラフィーに限定されていたため,後者は大きな実用潜在性を持っている。しかしながら,アキラル相クロマトグラフィーで非ラセミ体混合物の光学的精製を行うには,この現象の理解を進展させ,実用的クロマトグラフィー分離法を設計するためのSDEのさらなる体系的研究が必要である。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
クロマトグラフィー,電気泳動 

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