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J-GLOBAL ID：201202299123531445   整理番号：12A0339235

Android OSにおける機能や情報へのアクセス制御機構の提案

著者 (7件)： 川端秀明 (KDDI研) ,  磯原隆将 (KDDI研) ,  竹森敬祐 (KDDI研) ,  窪田歩 (KDDI研) ,  可児潤也 (静岡大) ,  上松晴信 (静岡大) ,  西垣正勝 (静岡大)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2011  号： 3  ページ： ROMBUNNO.1D2,KAWABATA  発行年： 2011年10月12日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Android OSを搭載した端末では,アプリケーション(以下,アプリ)をインストールする際に,アプリが利用する機能や情報をパーミッションという単位でユーザに通知して,インストールの可否を仰いでいる。しかしながら,一度ユーザがアプリのパーミッションを許可してしまうと,そのアプリがパーミッションをどのように利用しているのか把握することができず,制御が効かない問題がある。そこで本稿では,実行中のアプリに対して,利用する機能や情報へのアクセスをリアルタイムで制御するフレームワークを提案する。これは,Android端末の機能や情報を扱うAPIに対して,割り込み処理を組み込むことで,アプリが動作する中で,ユーザの承認機構を実現するものである。我々は,危険を伴うパーミッションに付随するAPIに割り込み処理を実装し,評価を行なったところ,処理負荷を殆ど要しないこと,そしてアプリが動作する中で機能や情報へのアクセスの様子を把握できる有効性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *アクセス制御 ,  *オペレーティングシステム ,  許認可 ,  実時間処理 ,  プログラム実行 ,  応用プログラム ,  携帯端末 ,  システムインタフェイス ,  アプリケーションプログラミングインタフェイス
準シソーラス用語： *Android OS ,  API【計算機】 ,  パーミッション

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  オペレーティングシステム  (JD03020J)

タイトルに関連する用語 (4件)： Android ,  Os ,  アクセス制御 ,  提案