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J-GLOBAL ID：201202299435704525   整理番号：12A0559327

Sc₃C₂@C₈₀ビスフラーライド誘導体の予期しない生成

Unexpected Formation of a Sc₃C₂@C₈₀ Bisfulleroid Derivative

著者 (9件)： KURIHARA Hiroki (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  IIDUKA Yuto (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  RUBIN Yves (Univ. California, California, USA) ,  WAELCHLI Markus (Bruker Biospin, K. K., Kanagawa, JPN) ,  MIZOROGI Naomi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SLANINA Zdenek (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  TSUCHIYA Takahiro (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  NAGASE Shigeru (Inst. for Molecular Sci., Aichi, JPN) ,  AKASAKA Takeshi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 9  ページ： 4092-4095  発行年： 2012年03月07日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3,6-ジ(4-t-BuPh)-1,2,4,5-テトラジンとSc₃C₂@C₈₀の反応を検討した。反応生成物の高速液体クロマトグラフィー/MALDI-TOF質量分析,X線回折,¹H,¹³C,HSQCおよびCOSY NMRスペクトルから,予想したC₂挿入四員環化合物ではなく,1個のt-BuPh基の3,4位置が二個のメタノ基を架橋した非対称構造が生成することを確かめた。密度汎関数法計算とあわせて,[5,6]付加後脱N₃により生成したジラジカルの一つがtBuPh基に異性化/環化する反応機構を推定した。EPRスペクトルの計算結果は実測値とよい一致を与えた。

シソーラス用語： *フラーレン ,  *スカンジウム化合物 ,  *炭化物 ,  化学修飾 ,  反応生成物 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  MALDI-TOF MS ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  陽子磁気共鳴 ,  炭素13NMR ,  NMR【磁気共鳴】 ,  COSY ,  分子構造 ,  密度汎関数法 ,  反応機構 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  ラジカル反応 ,  飛行時間法
準シソーラス用語： EPR【磁気共鳴】 ,  HSQC ,  MALDI-TOF ,  *テトラジン誘導体 ,  *フラーライド ,  非対称構造

分類 (4件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J) ,  分子の幾何学的構造一般  (BH05021S)

物質索引 (1件)： 3,6-ビス(4-tert-ブチルフェニル)-1,2,4,5-テトラジン

タイトルに関連する用語 (2件)： 誘導体 ,  予期