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J-GLOBAL ID:201202299652142217   整理番号:12A0146444

加工肉製品中の5つの複素環芳香族アミンの正確な同時定量のためのタンデム固相抽出結合LC-ESI-MS/MS

Tandem solid phase extraction coupled to LC-ESI-MS/MS for the accurate simultaneous determination of five heterocyclic aromatic amines in processed meat products
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巻: 234  号:ページ: 197-205  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: E0437A  ISSN: 1438-2377  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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発癌性複素環芳香族アミンは加工肉製品中に微量濃度でしか存在しないため測定が難しい。本研究では典型的な複素環芳香族アミン,即ち2-アミノ-3-メチルイミダゾ[4,5-f]キノリン(IQ),2-アミノ-3,4-ジメチルイミダゾ[4,5-f]キノリン(MeIQ),2-アミノ-3,8-ジメチルイミダゾ[4,5-f]キノキサリン(MeIQx),2-アミノ-3,4,8-トリメチルイミダゾ[4,5-f]キノキサリン(4,8-DiMeIQx),2-アミノ-1-メチル-6-フェニルイミダゾ[4,5-b]ピリジン(PhIP)について,動物性製品の高感度で精度の高い定量法を2-アミノ-3,4,7,8-ジメチルイミダゾ[4,5-f]キノキサリン(TriMeIQx)を内部標準として開発した。検出感度を高めるために,液体クロマトグラフィーエレクトロスプレイ-タンデム質量分析条件を分析した。珪藻土を利用して肉試料から複素環芳香族アミンを抽出し,C18 カートリッジに結合させたsiliprepプロピルスルホン酸でタンデム固相抽出により分析物の精製と濃縮を行った。pH,溶離液及び体積といったいくつかのパラメータを注意深く最適化し,抽出,精製効率を改善した。最適実験条件では肉マトリックス内の各分析物の検出限界は0.5pg(注入)であった。確立した方法を用いて市販肉製品の測定を行った。3つの添加濃度0.2,1,4μg kg-1では回収率と相対標準偏差はそれぞれ76.4-122.2,0.9-23.4%であった。このことから,本法は肉製品中の微量濃度の複素環芳香族アミンの正確な定量に有効であることが示唆された。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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肉製品  ,  食品の汚染 
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