特許
J-GLOBAL ID:201203000130441972
異種材料接合方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
長谷川 芳樹
, 黒木 義樹
, 石田 悟
, 柴山 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-187431
公開番号(公開出願番号):特開2012-045730
出願日: 2010年08月24日
公開日(公表日): 2012年03月08日
要約:
【課題】 少なくとも一方が樹脂材料からなる部材同士を確実に接合することができる異種材料接合方法を提供する。【解決手段】 接合予定領域13における樹脂部材11,12の温度は、レーザ光Lの照射によって各樹脂部材11,12の材料のガラス転移点以上かつ流動開始温度未満の温度に上昇させられる。樹脂部材11,12の温度がガラス転移点以上の温度に上昇させられるので、樹脂部材11,12が接合予定領域13において選択的に弾性に富みかつ膨張することになる。このとき、樹脂部材11,12の温度が流動開始温度未満の温度に上昇させられるので、樹脂部材11,12の溶融に起因して表面活性化処理の効果が失われることが防止される。従って、レーザ光Lが照射された際に、樹脂部材11の表面11aと樹脂部材12の表面12aとが接合予定領域13において密着し、分子間力によって接合される。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
第1の樹脂材料からなる第1の部材の表面と、前記第1の樹脂材料と異なる第2の材料からなる第2の部材の表面と、を接合予定領域において接合して、異種材料接合体を製造する異種材料接合方法であって、
前記第1の部材の前記表面及び前記第2の部材の前記表面の少なくとも一方に対して表面活性化処理を施す第1の工程と、
前記第1の工程の後、前記第1の部材の前記表面と前記第2の部材の前記表面とを接触させた状態で、前記接合予定領域に対してレーザ光を照射することにより、前記第1の部材の前記表面と前記第2の部材の前記表面とを前記接合予定領域において接合する第2の工程と、を備え、
前記第2の工程では、前記接合予定領域における前記第1の部材の温度が前記第1の樹脂材料のガラス転移点以上かつ前記第1の樹脂材料の流動開始温度未満の温度に上昇するように、前記レーザ光を照射することを特徴とする異種材料接合方法。
IPC (3件):
B29C 65/16
, B23K 26/32
, B23K 26/00
FI (3件):
B29C65/16
, B23K26/32
, B23K26/00 G
Fターム (9件):
4E068CD08
, 4E068DB10
, 4F211AD32
, 4F211AR06
, 4F211TA13
, 4F211TC02
, 4F211TD11
, 4F211TH24
, 4F211TN27
引用特許:
前のページに戻る