特許
J-GLOBAL ID:201203000622685168

テトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートイオン液体法で製造される、位置選択的に置換されたセルロースエステル、およびそれから製造される製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  出野 知 ,  蛯谷 厚志 ,  齋藤 都子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-505860
公開番号(公開出願番号):特表2012-524144
出願日: 2009年08月13日
公開日(公表日): 2012年10月11日
要約:
本発明は、セルロースおよび少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含むセルロース溶液、ならびに該セルロース溶液の製造方法に関する。本発明の別の側面は、セルロースおよび少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含むセルロース溶液から製造される成形品に関する。本発明の別の態様は、少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含むセルロース溶液から製造されるセルロース誘導体を含む組成物に関する。本発明の別の態様は、セルロースおよび少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含むセルロース溶液から製造される、位置選択的に置換されたセルロースエステルを含む組成物に関する。本発明の別の態様において、本発明のセルロースエステルは、液晶ディスプレイ用の保護フィルムおよび補償フィルムとして使用される。
請求項(抜粋):
セルロースエステルの製造方法であって: a)セルロースを少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートと接触させてセルロース溶液を形成すること; b)少なくとも1種のセルロースエステルを含むアシル化セルロース溶液を生成するのに十分な接触温度および接触時間で、該セルロース溶液を少なくとも1種のアシル化試薬と接触させること; c)該アシル化セルロース溶液を少なくとも1種の非溶媒と接触させることによって該セルロースエステルを沈殿させて、沈殿したセルロースエステルと該テトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートとを含むセルロースエステルスラリーを生成すること; d)該沈殿したセルロースエステルの少なくとも一部を該セルロースエステルスラリーから分離して、回収されたセルロースエステル、および該テトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含む沈殿液体を生成すること; を含む、方法。
IPC (5件):
C08B 3/00 ,  C08B 3/06 ,  C08B 3/08 ,  C08B 3/10 ,  C08B 3/12
FI (5件):
C08B3/00 ,  C08B3/06 ,  C08B3/08 ,  C08B3/10 ,  C08B3/12
Fターム (12件):
4C090AA05 ,  4C090BA25 ,  4C090BA26 ,  4C090BB36 ,  4C090BB52 ,  4C090BB65 ,  4C090BB71 ,  4C090BB94 ,  4C090CA38 ,  4C090CA39 ,  4C090DA28 ,  4C090DA31
引用特許:
審査官引用 (3件)

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